十津川警部シリーズ16 寝台急行「銀河」殺人事件 1999 TBS 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

ホテル、シャワーを浴びる女、“私、殺しちゃおうかな、奥さんのこと”
男の財布を覗く女、大阪行きの切符が入っている

23時東京発寝台急行「銀河」、不倫男の井崎勉(大杉漣)、デパート店員の小林みどり(細川ふみえ)と真田久仁子(東山悠里)、会社員の山田祐一郎(大森嘉之)、撮り鉄の少年 新見慎一郎(三浦春馬)とその母親らがA寝台に乗り込む 不倫女の太田由美子(麻田かおり)も井崎を追って乗り込んでいる 少年はパチリパチリ、山田は、乗り込んできたみどりと久仁子にさっそく声を掛ける

「銀河」は朝7時19分大阪着、東京で遅くまで行動し、大阪では朝一番から行動できる 出張族に根強い人気がある

車掌がA寝台の巡回に回る

■赤い服を着た女が扼殺されているのを発見する 太田由美子だった
大阪府警警視 三浦理恵(池上季実子)が事件を担当する

A寝台はいわば密室になっていた 3時頃から唯一の出口に車掌がいた
A寝台の乗客全員の身元確認結果、井崎が太田由美子と同じ会社で上司であることがわかった 井崎は容疑者として取り調べを受ける 十津川警部(渡瀬恒彦)に助けを求める井崎、井崎と十津川は大学の同級生だった 三浦は警視庁に応援を依頼する 由美子と井崎の関係を調べる

由美子のマンションに捜査一課のメンバー

【警視庁捜査一課】十津川警部、亀井刑事(伊東四朗)、西本刑事(堤大二郎)、安原刑事(山村紅葉)、若林刑事(小倉久寛)、本多課長(小野ヤスシ)

由美子と井崎の親密な関係を示す写真が飾られている
井崎と妻の関係は冷えているようだ
車掌は、岐阜到着直前に由美子の遺体を発見した 死亡推定時刻は4-5時 殺された由美子の上の寝台は予約されていたが来なかった

聞き込みで、井崎と由美子の関係が明らかになる 二人の関係は2年前に始まったが、最近は喧嘩が絶えなかったようだ

由美子が22時頃、マンションを出るところが目撃されていた

大阪府警にタレコミがあった 真犯人が証拠物件を送ってきた 犯人しか知りえない事実が書かれ、ネックレスも送られてきた

井崎は釈放されるが、疑いが晴れたわけではなかった
東京に戻った井崎を十津川が迎える 井崎は十津川を避けようとする 大阪に来てくれなかった 十津川は井崎を励ます “お前を信じる” 井崎は家に帰らずホテルに泊まる

■東京で、山田祐一郎25歳が刺殺される 「銀河」の乗客だった

大阪府警の三浦と林(辻本茂雄)が警視庁を訪れ、連続殺人として合同捜査を求める

井崎のアリバイを確認する十津川、しかし、会社ではデスクが無くなり、妻から離婚訴訟 飲んだくれてどこにいたのか覚えていない

撮り鉄の少年は、空席の寝台に白い服の人物がいたところを目撃していた

小林みどりから十津川に電話、何か思い出したようだが、途中で切れる

■みどりの自宅マンションを訪れる十津川、絞殺されていた

井崎のアリバイ、映画に行っていたと言う 井崎は自棄になっている

みどりは突然早退していた そして十津川に何か知らせようとして殺された 友人の真田久仁子に話を聞く十津川、みどりの恋人の名を聞き出す 星野貞裕(菊池隆則)、通産省の課長だった 

“2人の関係は1年前に終わっている”と星野 通産省の上司 山之辺拓史(野村信次)ほかの話で、星野は、「銀河」で事件のあった翌朝、9時15分開始の会議に参加していた

久仁子の話、“みどりは、予定になかった京都の野宮神社行きにこだわった 東京駅のホームにいた時から考え事をしていた”

星野は、政権党党首の小山内雄三(亀石征一郎)の娘と結婚予定だった

十津川は野宮神社に向かった 車内で三浦に会った 府警に報告に行くところだった 十津川は三浦に野宮神社のことを聞く 珍しく打ち解けた二人、三浦は案内すると言う
嵯峨野にある野宮神社は縁結びの神様、三浦にとっても思い出の地だった 奉納木に二人の名前を書いて祈る、と言う みどりと星野も来たのだろうか

■真田久仁子が殺された 4人目の被害者が出た 芝公園で15-16時

小山内の秘書が捜査本部に現れ、井崎逮捕の圧力を加える 選挙が近かった 
十津川は、由美子殺害の現場を見ていなかった 「銀河」に乗り、確認する
井崎の逮捕状が執行されようとしていた

十津川と亀井、決定的な知見は得られなかったが、更衣室に身を隠すことは出来る、と亀井は見た

「銀河」は人気がある 由美子の寝台の上の寝台をピンポイントで予約することなどできない これは偶然ではないのか 発想を変える 犯人の目的は由美子ではなく、その後の被害者の誰か 由美子の殺人を目撃したため殺された、と見えるようにした そう考えれば説明が付くが証拠がない
井崎は自殺を図るが命に別状はなかった
撮り鉄の少年が写真を届けて来た 犯人逮捕に役立てて欲しい 
写っていたのは皆A寝台の乗客ばかり 十津川は少年宅を訪れ、他の写真も見せてもらう
そこに、星野が写っていた 野宮神社の奉納木から、星野とみどりのものが発見された アリバイも、米原から伊丹まで車をとばし、飛行機を使えば崩せることがわかった
星野の任意同行を求める 井崎は退院したが、星野はまだ犯行を認めていない
三浦は左遷されたがスッキリした顔をしている

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.02.28 配役名で書き換えた