主婦探偵・河原綾子 のぞき見事件簿 2001 テレ東 原作:石原里紗 | moris11のブログ

moris11のブログ

尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

高層ビル、ホテル、生保主宰の立食パーティー
主婦が出席し食べまくっている 萬田久子と七瀬なつみも参加している
和服姿の久子にイケメンが声を掛ける 朝加真由美と間違えられる
“なんだ、ナンパじゃないんだ”、と久子


■トイレに行く久子、朝加真由美が胸を刺され倒れている 悲鳴をあげる久子 ガードマンがやってくる

“この人に刺された”、真由美は久子を指さし息絶える


多摩南署に連行された久子、潮哲也と池田務から犯人扱いで厳しい取り調べを受ける


久子と真由美は同じ団地の住民で、顔見知りだった


前日、久子となつみがやっている素人探偵社に、真由美は相談に来ていた 内容は、“主人が急に真面目になっちゃって気味が悪い” 休みの日は早く起きて自分のパンツを洗うようになった これまでは脱いだパンツを洗濯機にさえ入れなかったのに


これに対し、久子は、もっと素直に受け入れたらどうか、という対応をしてしまった 真由美は侮辱されたように思ってしまったようだ 怒って帰ってしまった 刑事は、とにかく、ダイイングメッセージを信じ込んだ


署には、久子の夫 田中健の従兄弟 石丸謙二郎がいた 久子が着ていた着物に全く返り血が付いていない 犯人でないことは明白だった


それにしても、何故、真由美はあからさまな嘘を吐いたのだろう


真由美の葬儀、夫の本田博太郎がいる 焼香する若い女が本田の耳元で囁いている
本田は久子となつみのことを知っていた “御迷惑をおかけしました”と謝る
式後の精進落としの席、本田の会社の女子社員から、囁き女の名前を聞き出す 同じ会社の建みさとだった

 

久子となつみは本田の勤務先のビルを張り込み、ビルから出てくる女子社員に二人の関係を聞く どうやら不倫関係にあるようだ


《久子の推理》突然改心した本田に対し、みさとが真由美に嫉妬して殺したのではないか


久子は石丸に自分の推理を語る しかし、みさとには完璧なアリバイがあった “警察をバカにしてはいけないよ”と石丸


推理が外れた久子は再考する “あの日、ホテルで真由美を探す男がいた”
考え込む久子を、夫の田中健が箱根旅行に誘う 健はカメラマンだったが、最近会社を辞めていた

箱根、早朝、野鳥の撮影をする健、そこに久子
健は四十雀を撮影していたが、久子は四十肩、と聞き間違える


芦ノ湖を臨むロープウェイ、あのハンサムがみさとと歩いているのが見える 夫のカメラで写真を撮る


■建みさとが殺された 久子は石丸に撮影した二人の写真を見せる しかし、死亡推定時刻、男 宇崎慧には完璧なアリバイがあった 宇崎は内科医、当番で病院にいた


久子は宇崎に面が割れている 久子はなつみに病院に行かせ、宇崎の様子を探らせる


病院には本田がいた 全く生気が無い 名前を呼ばれ診察室へ
宇崎に会いうっとりするなつみ なつみの様子を見て、宇崎は看護師を仕事を言いつけて追いだし、なつみをデートに誘う 今晩、イタリアンで 宇崎は女にまめな男のようだ


夫のいる身で大胆ななつみ、いつも倹約の毎日、“君の美しい瞳に乾杯”と宇崎 しかしなつみはズバッと聞く “真由美に呼び出されてホテルに行った もちろん殺してなどいない”と宇崎


車でなつみを送る宇崎、酒酔い運転か、次回の約束をしようとする ためらうなつみに、昼、ホテルに来るよう語り掛ける 車を降りようとするとき、熱いキス なつみはとろけてしまう


なつみの夫 近江谷太朗の帰りは毎日遅い 些細なことで喧嘩する二人 なつみは宇崎の誘いに乗り、昼間、ホテルに来てしまう


“来ちゃいました”一線を超えようとするなつみ


■宇崎が浴室で死んでいる


事情聴取を受けるなつみを、久子が迎えに来る 思わずビンタ “家庭を壊す気か”
なつみの反省、近江谷は毎日パチンコして帰ってくる 煙草臭いし、ズボンの裾に球が入っていたこともある 結婚7年目、倦怠期
実は、息子の進学を控えパチンコ屋でアルバイトしていた なつみも調査のためにホテルに来た、と説明し、仲直りさせる


《まとめ》本田とみさとは不倫の関係にあった 真由美と宇崎に面識はなかった 宇崎とみさとには付き合いがあった 本田は宇崎の患者だった 宇崎と本田はみさとと三角関係にあったようだ 病院の聞き込みで、宇崎は本田に嘘の診断結果を言い渡していた “末期癌、余命3ヶ月” 本田はみさととの仲を清算しようとした 妻に詫びるつもりで真面目になった 真由美は夫の異常に気付き、主治医の宇崎から話を聞こうとしてホテルに呼び出した 本田は宇崎と妻が不倫している、と勘違いし殺してしまった その後、みさとから、宇崎が嘘の診断結果を本田に伝えたこと、そのことをみさとから聞かされ、嘲笑されたためみさとも殺してしまったこと、最後に張本人の宇崎を殺したことが久子によって明らかにされる 全て宇崎が悪い、と言う本田を久子が叱る “自分の浮気を棚に上げるな”
真由美は、殺されようとしても、夫を庇うために嘘のダイイングメッセージを残したのだった


《感想》七瀬なつみが不倫に走ろうとする描写、説得性があった