西村京太郎トラベルミステリー53 山形新幹線 つばさ111号の殺人! 2010 テレ朝 | moris11のブログ

moris11のブログ

尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【警視庁捜査一課】十津川警部(高橋英樹)、亀井刑事(愛川欽也)、西本刑事(森本レオ)、北条刑事(山村紅葉)、久保田刑事(伴アンリ)、清水刑事(井川晃一)、三田村刑事(木崎浩之)

朝、新聞記事、宮田直人(佐伯新)が自殺した 宮田は1年前に起こった殺人事件の目撃証言者だった 同じ目撃証言者の大石あずさ(黒澤はるか)も、先日、三浦海岸で溺死している

《1年前の殺人事件》被害者は喫茶店主の本間順一(久保酎吉)、加害者は闇金元社長の松木弘(中村譲) 返済が遅れた本間を、ウエイトレスのあずさと客4人がいるところで、松木はカウンターを乗り越えて突然刺殺した

松木は5人を一人ずつ睨み付けた後、店内に唾を吐き去った
裁判では5人が松木の犯行であることを証言した 唾のDNAも松木と一致した 松木は不条理にも、5人の目撃証言者を呪い殺してやる、と叫んだ 判決は懲役12年だったが、3か月後に病死した 死ぬ前にも、再び、5人の目撃証言者を呪い殺してやる、と言った
 
《5人の客のプロフィール》
・小川長久(有川博):商社の元役員で悠々自適の身
・黒柳恵美(橋本愛実):山形県出身のOL
・宮田直人:売れない小説家
・内海将司(高田賢一):自動車の営業マン
・大石あずさ:大学生

そして、猪苗代湖で恵美が殺され、挙動不審の小川も同じく猪苗代湖で殺される 誰かが、松木の理不尽な呪いの言葉を代行しているのだろうか

恵美の部屋を捜索すると、屑籠に脅迫状があった 差し出し人は松木となっている 小川のところにも同じ脅迫状が来ていたが、小川はいたずらだ、と思っていた

松木には恋人がいた 看護師の木村弥生(京野ことみ)、アパートでひっそりと暮らしている 弥生のアリバイははっきりしなかった

松木には隠し財産5億円がある、と税務署は見ていた 現金だろうといっている

内海には脅迫状が来ていない

闇金の元社員は、松木のところに黒い帽子を被った女が訪ねて来たことを思い出した さらに、松木が真っ赤なフェラーリで、黒い帽子の女に送られてきたところを目撃されていた 湘南№だった、と言う

車の持ち主は、大磯に住む佐久間有也(柏原収史)、西洋占星術士だった 水商売から転身していた

佐久間は神秘的な雰囲気を持つ男だった 松木のことは知らないし、個人的な付き合いはない、と言う “客だったのかも知れない”

あずさは妊娠していた 恋人は山口哲也(松岡佑季)だった 山口には逆玉の縁談があるようだ

小川は悠々自適に思われていたが、息子が交通事故を起こし、賠償責任で1億円以上必要としていたことがわかった

弥生の部屋にダンボールが運び込まれたところが目撃されていた
家宅捜索すると1億5千万円あった 今朝は無かった、と言う 誰かが持ち込んだのか さらに、このダンボールには、松木と弥生の指紋は検出されなかった

あずさが溺死した時、特徴的な風貌の佐久間が双眼鏡で監視するところをあずさの友人に目撃されていた

亀井は佐久間の過去を調べる 両親が離婚した佐久間、母親に引き取られ千葉へ、中学で激しいいじめにあった 死のうと思った時、“命の恩人に会った”と語っていたと言う
 
《まとめ》佐久間の命の恩人、それは松木に殺された本間だった 当時、本間は中学校の教師で、盛り場を夜回りしていた そこで二人は出会い、その後も定期的に会ってきた その命の恩人が殺された 5人の目の前だったのに誰も助けようとしなかった
山口は逆玉の縁談の邪魔になったあずさを殺したが、その一部始終を佐久間が目撃していた 山口は佐久間に脅迫され、お金も貰って、あずさ、宮田、恵美、小川を殺した
 
2023.06.11 訂正
あずさを殺したのは内海、佐久間の手先になって殺人を繰り返したのも内海だった
佐久間は金に困っていた小川を恵美殺しに使い、その後内海に殺させた
 
《感想》 5人の目撃者を責めることができるか 恐怖で立ちすくんで当然だろう 全く共感できない松木、佐久間 わけのわからない男が二人登場する物語
 
2021.02.09 配役名で書き換えた