警視庁機動捜査隊216Ⅲ 命の値段 2012 TBS 脚本:安井国穂 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

警視庁刑事部 第二機動捜査隊 目黒分駐所:(216)沢村舞子(沢口靖子)、金子洋平(赤井英和) (217)富田康介(松尾諭)、佐藤守(斉藤祥太) (所長)島崎昇(梅沢富美男)

機動捜査隊は、朝9時から24時間、三交代で勤務 目黒分駐所の担当は目黒区・渋谷区・世田谷区

■倉庫で死体発見、首に指の痕

世田谷西署の武田(小嶋尚樹)が現場に、機捜は周辺の聞き込みを担当、険しい目つきの女が見ている

ドラッグストアで万引きする女、店員に咎められ逃げる 赤い髪の男も後を追う お金があるのに何故万引きするのか、男には理解できない
逃げ切った女、バッグチャームを落としたことに気付く

社長が秘書に、“今日はすべてキャンセルだ”と怒鳴りつける

男がバッグを持って屋敷を出る

ゲートボール帰りの女性が目撃証言、“現場近くで若い男女の二人組を見た、男の髪が赤かった 腕を組んでいたのでカップルだろう”
 
死後3-5時間、扼殺

機捜の役割は初動の捜査、担当に報告後は捜査から外れパトロールに戻る

カップルがファミレスでステーキを食べる 女はトイレへ、妊娠検査薬でチェック、妊娠していた

機捜がひったくりを目撃する バイクで逃げる犯人を追う216と217、追い詰め荷物は取り戻すが逃げられてしまう バッグの中身は札束の山だった

警視庁捜査一課特殊班の神保(小木茂光)が現れる 身代金1億円だった

神保は沢村の失態を責める J重機社長 城島剛三(寺田農)の孫が誘拐された
城島が秘書の根本(本宮泰風)を怒鳴り、神保が沢村に八つ当たりする

城島の娘 春奈(西丸優子)の夫で城島の娘婿である専務の篤志(萬雅之)は警察に届けることに反対していた

新聞記者の土居(西村雅彦)が沢村を待ち受ける 誘拐事件を知っていた 土居はJ重機を探っていた 派遣切りで自殺者が出ている 昨夜取材で城島に面会予定だったが突然キャンセルされた 家の前に張り込んでいると、銀行からジェラルミンケースが運び込まれ、娘夫婦が出て来たが、娘は泣きはらしていた
“子供の命より大事なスクープなどない”と土居は胸を張る

世田谷西署で捜査会議、被害者は木村貢(市川勇)56歳、1年前、J重機を早期退職していた
殺人事件と誘拐がつながった 沢村は神保に報告するが、神保は沢村の5年前の失敗を引き合いに出し沢村を罵る “5年前は子供から母親を奪い、今度は母親から子供を奪うのか”

沢村は思う 犯人は、子供が予防接種のために病院に行くことを知る立場にあった

バイクが発見された 誘拐犯一味が乗っていたバイクに間違いない
周辺を捜査する機捜、廃工場で男が首を吊っていた
長谷川徹(志村東吾)38歳、腕に沢村の警棒に打たれた痕がある 近くに子供の帽子があった

長谷川の妻 智子(かとうあつき)が身元確認にやってきた 二人は半年前に離婚した 長谷川は派遣切りに遭い、借金がかさんだため偽装離婚したようだ 今朝、明るい声で、“仕事が見つかった”、と連絡してきたと言う

所長の島崎は言う “今月、管内で二人が自殺した 借金200万円を超えると自殺を考えるようだ”

若い二人組が見つかった 質屋にダイヤのネクタイピンを持ち込んだ男女、男の髪は赤かった 
職質を振り切った二人を機捜が追い逮捕する 女は腹を抱えて苦しんでいる

男は木村貢の免許証を持っていた 男は笹原晃一(小柳心)、女は吉村留美(紗綾) 笹原は殺害を否定する 死んでいた、と言う 笹原は木村の携帯を持っていた

木村は3人と連絡を取り合っていた 沢村は電話を掛けてみる 1人目は出ない 2人目、神保が出た 長谷川の電話だった

城島邸、女から電話がかかる 城島本人がお金を運ぶよう指示する
城島の携帯へ女から、“目白の青芝公園へ行け”

沢村は、長谷川が死んでいた現場にあった弁当に着目した 弁当屋で話を聞いた 賞味期限のシールが貼っていない弁当の意味、パートの吉崎道子(岡本麗)が持ち帰ったものだった 写真、木村が殺された現場で見かけた目つきの険しい女だった

道子の夫は工場を経営していたが、息子の二代目社長 吉崎真彦(恩田括)が自殺し、倒産していた J重機の仕業だった 元従業員の田丸(おかやまはじめ)から経緯を聞く沢村 あくどいやり口のJ重機、沢村は、真彦が自殺した場所へ急ぐ

《まとめ》息子が飛び降り自殺した屋上へ城島を呼び出した道子、城島に飛び降りるよう指示する 飛び降りれば息子の居場所を教える そこに沢村・金子 城島は飛び降りることができず泣き崩れる 道子は子供の居場所を教える

城島邸、子供救出の一報が入る 部屋から出て電話する秘書の根本に神保が迫る 電話の相手、競合会社だった ヘッドハンティングされていた 一味ではなかった
沢村は篤志のカフスボタンを見た ネクタイピンはしていなかった 2台持ちの携帯、電源を入れさせ、4人目の電話番号にかける 鳴った
先物取引に失敗して8,000万円の穴をあけた篤志が仕組んだ狂言誘拐だった しかし、新聞記者の土居に知られてしまい、警察に届けたため、木村は手をひこうとした 自首する、とも言ったので殺さざるを得なかった
しかし、道子の恨みは篤志の計算をはるかに超えていた

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.04.18 配役名で書き換えた