事件14 2010 テレ朝 脚本:田子明弘 | moris11のブログ

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2014年12月より糖質制限開始
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2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

横浜のスナック、心臓を押さえ苦しむ男、客の一人が車に乗せて病院へ急ぐ

伊丹法律事務所:伊丹秀一(北大路欣也)、加瀬直人(山下徹大)、本多和美(山下容莉枝)(事務員)

弁護の依頼、酒酔い運転で海に車を突っ込ませ、同乗者を死なせてしまった事件 被疑者は黒沢良雄(尾美としのり)、同乗者は相田隆二(四方堂亘)
 
何故救急車を呼ばず、タクシーを呼ばず、黒沢が運転したのか
黒沢は事故を起こしてから3時間後に届け出ている 酔いを醒ます時間を稼いだのではないか 血中濃度は0.25mg/呼気1㍑当たり、酒気帯びではなく酒酔い運転のレベルだった

相田の妻 晴美(清水美沙)、救急車を呼ばなかったのは、隊員を殴ってしまった過去があったから タクシーも時間がかかると言われたので黒沢に頼んだ
初めての飲酒運転と言う黒沢に対し検事は常習者ではないかと追及する
届け出までに時間がかかったこと、助けを呼ぼうとしなかったこと、ずぶ濡れで乗車拒否されたタクシーに事情を話さなかったことも心証を悪くした

裁判員裁判の判決は懲役四年、晴美は控訴を主張し、黒沢も同意する

黒沢の同級生から、相田、晴美、黒沢の関係について話を聞く
相田はさんざんわるいことをやって来たこと、黒沢は子分にされていたことなどを聞き出す それでも離れなかったのは黒沢が晴美を好きなんだろう、と思われていた

会社の上司 大下(藤田宗久)は、黒沢は酒を飲めない、と言う

相田の娘 理沙(石橋杏奈)は受験生 “父が死んでくれて清々している 働かないしいい加減だった 娘のバイト代にまで手を出した”、

と言う


スナックを訪ねる伊丹、そこに借金取りが現れる 夫がこしらえた借金だった

黒沢の上司 大下は公判で、黒沢は普段酒を飲まない、と証言したが、検察は、飲んだ時どうなるか分からないだろう、と反撃する

常連客の三須(徳井優)は、相田が生命保険に入っていたこと、保険金3,000万円、受取人は晴美であることを明かす 約1年前に加入していたが、保険金を払っていたのは妻だった

常連客の一人が黒沢のボトルを開けようとして晴美と揉み合いになりボトルを落とす 割れたボトルのかけらを拾う伊丹、首をかしげる アルコールの臭いがしない

あの日も黒沢は飲んでいなかったのではないか 事故を起こしてから酒を飲んだのではないか

伊丹は晴美に疑念をぶつける

弁護士には二つの義務がある 誠実義務と真実義務 即ち誠実に弁護することと真実を明らかにすること 
伊丹は弁護人を降りるべきか否かで悩む


娘の理沙が突然言い出す 

“母と黒沢が父を殺す相談をしていた” 

“そんなに私が嫌い”、と晴美

晴美が事務所を訪ねる
相田は、サラ金に念書を書いて渡していた もし死んだら、保険金で借金を返す
晴美は、医学部志望の理沙の入学金にあてる皮算用をしていた

サラ金の社長 五十嵐(風間トオル)は東大法学部出身、企業舎弟だった
カジノで負けた客に金を貸し手段を択ばず取り立てていた
黒沢も最近、相田の御伴で競馬場通いをしていた 上司や同僚から借金していたこともわかったが、最近きれいに返済していた
サラ金からも借金し、返済のために、五十嵐に命じられて相田を殺したのではないか

公判で追及する伊丹、黒沢は殺害を認めるが、命じられたのではなく、自分の意思で、晴美のために殺した、と主張する

“私の所為にしないで”と晴美
スナックで、晴美と話す伊丹 “あなたが黒沢に依頼したのか” 

笑う晴美 “あんなビビりに殺害を頼むわけがない 返り討ちに会うにきまっている”

《まとめ》伊丹の推定した通り、五十嵐に命じられた黒沢は海に突っ込もうとするが、恐ろしくて実行できない 怯む黒沢を諦め、五十嵐は部下に実行させる 犯行を確認させた後、海へ突き落とし、まるで黒沢がやったように見せた

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.08.08 配役名で書き換えた