森村誠一の終着駅シリーズ24 終着駅 2010 テレ朝 | moris11のブログ

moris11のブログ

尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

冒頭、スーパーあずさ22号、写真を撮る男、ペンダントを着けた女


夜、新宿、札束、男が襲われる


男が警察で騒いでいる 親父 暮坂武雄(石田太郎)が殺された 三千万円の現金を持って消えた


■一年後、カメラマン 軍司弘之(近藤公園)27歳が殺された 賃料30万円の廃墟スタジオを借りており、大物の撮影予定だった 死亡推定時刻はam11時から13時 軍司はクラブをやっている


クラブの従業員 浅川真(松田悟志)、そこに常連客の三上潤子(青山倫子)がやってきた、パチンコしていたという
オーナーが殺されたが、トラブルは思い当たらない、という 二人のアリバイもあった


外車の中からAB型の人物の煙草の吸殻、2-3日前のものが残されていた


被害者の兄 正之(鼓太郎)が身元確認に、弟は見栄っ張りでお調子者だった 月額23万円の賃貸マンションに住んでいる 仕送りもしていないし、お金はどこから出ていたのか


《新宿西署》牛尾正直(片岡鶴太郎)、大上(東根作寿英)、西谷(石原和海)、海野(笠井一彦)(鑑識)、山路(徳井優)、坂本課長(秋野大作)


軍司のいう大物と言えば、と週刊誌編集長の林(小松和重)、アイドル 宮地あずさ(高山侑子)の写真集を出すと言っていた


牛尾と大上はあずさに会いに行く あずさは芸能事務所社長 水間(甲本雅裕)の秘蔵っ子だった 水間は軍司のことなど知らないという 自分勝手な妄想する人物は多くいる、とも


あずさは信州出身、軍司も同じ信州出身だった
牛尾は、茅野市に行き、軍司の兄 正之の農園と、あずさの友人 村木葉子(小林きな子)に会いに行く
正之は、“弟は鉢植えを持って行ったが、やはり枯らしてしまっていたので持ち帰った”
葉子は、“あずさはお姉さんを探しに東京に行った お姉さんは5年前に東京に行き、2年前から連絡がとれなくなった あずさは去年、東京に行った


去年の3月24日は暮坂武雄が消えた日であり、軍司が東京に行った日だった
暮坂武雄は自動車修理工場を経営していたが、資金繰りに行き詰まり、親友の上杉(山崎進哉)に三千万円用立ててもらっていた “あずさの中で好青年に会い、名刺を渡した”、と暮坂は上杉に語っていた その相手が軍司だったのだろうか


あずさの姉は16歳で高校を辞めざるを得なかった 大工だった父は40半ばで脳梗塞となり、リハビリしたが3年後死亡、その時6年生の姉と3歳のあずさ、借金を抱えた母 美佐枝(松尾晶代)が働いたが同じく脳梗塞で倒れた 母の介護と妹の世話、働いても食べるのが精いっぱい、借金は減らない そんな生活が25歳まで続いた


レストランで働く姉に水間が声をかけた “タレントにならないか”
五年前、姉は上京し、水間のところへ しかし25歳だった デビューには遅すぎる 寮に入れたが半年ぐらいでいなくなった
 

編集長の林、“水間は地方で名刺をばらまき、出て来た女の子を愛人にしたり、クラブで働かせたりしていた”


10日後、茅野市郊外であずさの撮影会
■浅川真が乙女滝で転落死した
一昨日、チェックイン後、出かけ、戻ってこなかった、と葉子
葉子はあずさの親友、仲居をしている “浅川はあずさには興味がないようだった 事業を起こそうとしていた スポンサーがいる、と言っていた”


浅川は甲府出身、去年の3月23日に母親に無心したが、それ以降は金回りが良くなったようだ □暮坂の語った“感じのいい青年”は浅川だったのかもしれない


《牛尾の推理》あずさの姉は水間に殺され、浅川と軍司は水間を強請っていた


去年の3月27日、水間の車が放置されていた 盗難二日後に発見されたが、盗難届を出していなかった あずさの姉の死体を乗せていたのではないか 水間はその高級外車を廃車にしている


軍司が枯らしてしまった鉢植えにUSBメモリーが隠してあった
浅川が暮坂を殺したこと、暮坂は奥多摩に埋められていることが書かれ、女がトランク内で倒れている写真があった


あずさが新宿西署に出頭した 
【あずさの話】去年の3月24日、あずさ号車内で、軍司が嫌がるあずさの写真を撮りだした やめさせようとカメラに触ろうとすると脅してきた それを救ったのが暮坂と浅川だった
もしかしたら社長が軍司と浅川を殺したのではないか、と思った
 

あずさは、トランクに横たわる写真を見、ペンダントを見て姉であることを確信する


《まとめ》姉は生きていた 三上潤子子だった 水間に騙され上京した潤子、2年くらい関係は続いたが、その後名前も変え、過去を捨てた 水間が良家の子女と結婚しようとしていることを知り、腹が立ち憤懣をぶちまけに行った 首を絞められ意識を失った 水間は山中に死体を隠そうと車のトランクに押し込み、車を走らせたが急に煙草を喫いたくなった 煙草を買って戻ると車は消えていた 車を奪ったのが軍司と浅川だった 二人は暮坂を殺し、トランクに入れようとして、そこに潤子がいて驚いた 暮坂を後部座席に乗せ、埋めた後、潤子は息を吹き返した 潤子はトランクに横たわる自分の写真を撮らせ、三人がグルになり、水間を強請った 軍司は、水間に、あずさの写真集を出すことを求めてきた 強請られ続けることに我慢できなくなり、軍司を殺した 浅川は、水間が軍司を殺したと思った 潤子に、水間をさらに強請り続けること、さらに妹のあずさに近づこうとしていることを話した いずれ自分も殺される 潤子が浅川を乙女滝に突き落としたのだった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.05.24 配役名で書き換えた