浅見光彦シリーズ34 美濃路殺人事件 2009 フジTV  原作:内田康夫 | moris11のブログ

moris11のブログ

尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

岐阜、美濃紙の取材に行く予定の浅見光彦(中村俊介)、新宿駅で待ち合わせるが相手が来ない 電話で自分が日付を間違っていたことを知る 公衆電話、若い女に突然ビンタされる


ニュースで、宝石商の月岡和夫(井上高志)が現金五千万円、宝石二億円とともに行方不明となったことを報じている さらに、銀座の駐車場で月岡の車が発見され、車内に大量の血痕が残っていたことも報道された 月岡の自宅前、狂言強盗を疑うマスコミが押し掛け、男が制止しようとしている


Episode 電球一個の暗い部屋で刺殺し、湖に運び遺棄する


光彦は、岐阜県美濃市・蕨生に重要無形文化財の澤村正を訪ね取材する
■犬山の入鹿池畔で、高桑雅文(五宝孝一)53歳の刺殺体が発見される
凶器とみられる繰り小刀が和紙に包んだ状態で発見される 現場には犬山東署の鈴木司郎(逢坂じゅん) そこに、昨日、光彦にビンタを食らわせた女性と警視庁の刑事も来ている 俊介はその女性に話しかけ、昨日が初対面で会ったこと、誤解されていることを説明する
女性は謝る 光彦を週刊誌の記者だと思い込んでいた 宝石商 月岡の娘 三喜子(馬渕英俚可)だった 殺された高桑は月岡の無二の親友で、行方不明の月岡を探すために名古屋に行くと言っていた 何故犬山に来たのか


光彦は一旦東京に帰り、三喜子は残ることになった
三喜子は高桑が勤務する会社の名古屋支社を訪れ、高桑がコグレに会いに行くと言っていたことを聞きだす

 
三喜子は地下街で、ピンクの靴紐のスニーカーを履いた男に追跡される
三喜子が宿泊する岐阜のホテルに、父の友人のヨシノと名乗る男から、“父に会わせるので誰にも言うな”、との電話連絡を受ける 朝、ホテルの地下の喫茶店でヨシノと会うことにするが、警察が張り込んでいることを知り、喫茶店を出る三喜子 ピンクの靴紐の男を見かけ、タクシーで追跡するが見失う
 

■新美濃橋の下流で月岡の死体が発見されたが、現金も宝石も持っていなかった ニュースを聞いて失神する三喜子
 

高桑を刺した繰り小刀を包んでいた和紙は、美濃より寒冷地のこうぞが使われていた 澤村は、新潟か宮城白石で漉かれたものだという
 

光彦は白石に向かい、和紙職人と会う この紙は、30年以上前に漉かれたもので、この職人の祖父が漉いたものだと断言する
 

ホテルで、当時の疎開児童の集まりが行われていた 白石に集団疎開した浅草精華国民学校、一部の児童が受験のために東京に戻った昭和20年3月9-10日、東京大空襲に遭い、一部の児童は白石に戻ってこなかった その慰霊の会だという
 

月岡と高桑は、この会に参加する予定だったことがわかる コグレも集団疎開の一員だった 
 

コグレ=木暮は郡上八幡の不動産屋の養子 沢口福男(大和田伸也)となっていた
犬山東署鈴木が事情聴取に行くが、沢口は、月岡も高桑も知らぬという アリバイもあった


《まとめ》工作が上手かった沢口は繰り小刀を持っていた 疎開先で怪我をし、手に傷が残った 月岡と沢口は、月岡が傷を見て沢口に声をかけたことがきっかけで再会を果たした 偶然だった 月岡は経済的に苦境に陥っていることを打ち明けた 沢口は、狂言強盗を計画し持ち掛けた 月岡はその話に乗ったが、途中で恐ろしくなり、中断しようとする 月岡を匿うために借りていた家で、沢口は月岡を殺してしまう 月岡から一部始終を聞いていた高桑は、消息の絶えた月岡を探しに沢口に会いに来る 高桑を借家に連れ込み、殺したのだった 沢口は光彦の推理に感服する 光彦は沢口に自首を勧める 沢口は九頭竜湖で自殺する

《感想》五千万円と宝石はどうなったのだろうか

 

2021.02.19 配役名で書き換えた

 

《参考》シリーズのリスト