牧場、牛、札幌大通り公園、男が車に撥ねられる
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■女を刺殺し、蝋燭に火をつけガス栓を開ける 爆発、マンションの一室の窓から炎
【北海道警大通署】生活安全課:小島百合(財前直見)、大塚サキ(松本莉緒)、長沼行男(高田純次)(課長) 刑事課:佐伯宏一(鈴木一真)、渡辺秀明(松田悟志)
【北海道警本部】統括部長 石岡大貴(新井康弘)、刑事部長 杉田昭(川崎麻世)、刑事課 津久井卓(池田政典)、女性警官 水村朝美(かでなれおん)
被害者、水村朝美、本件は本部扱いの事件とされ、所轄は追い出された
刑事課の津久井が重要参考人とされたが、警察内部の情報とされた
児童養護施設の園長 寿真紀子(比企理恵)から小島百合に依頼、“ジャンパーを着た不審者が覗いているので見て欲しい”
津久井から百合に連絡があり、女将が幼馴染 町田早苗(北原佐和子)の定山渓のホテルで待ち合わせることにする
《津久井のプロフィール》百合の同期で、剣道のライバル、三日後に百条委員会で、警察幹部の腐敗について証言することになっている 津久井の兄は一か月前ひき逃げされ殺されている(冒頭のシーン)
疑惑を追及しているのはジャーナリストの村沢邦明(松尾貴史)だった
“信じていいのね”と小島
ホテルに本部の杉田刑事部長らがやってくる 何者からか情報が漏れた
佐伯が、水村朝美の殺害現場でピッキングツールを発見する 連続して発生している空き巣の犯人が関係しているのだろうか
小島と佐伯は、空き巣歴のある人物のリストを一人ずつ調べる アリバイがはっきりしない人物は二人、一人は三浦悟(二階堂孝充)、一人は野川三郎(萬雅之) 野川は町田早苗のホテルで働いていたが辞めている
■三浦が、朝美と同じサバイバルナイフで刺殺され、傍らに津久井の警察手帳が残されていた
三浦と野川は10年前、二人が共謀して強盗傷害事件を起こしている
《小島の推理》二人は朝美殺害の現場を見てしまったのではないか
佐伯は、津久井を信じている百合に不安を感じている
牧場で、津久井の携帯の微弱電波が感知される
■一斉に急行する警察 野川が殺されていた
傍らには津久井の携帯電話、佐伯、津久井が無実の罪を着せられようとしていることを確信する
百合は、大塚サキに依頼し女子会を開き、内部情報を集めようとする
“朝美は、二百万円以上するブランド時計を買ってもらっていた 警部補の津久井では買えない” 二人は市内の時計店をまわり、お金を出したのが統括部長の石岡であることを突き止める
《まとめ》児童養護施設を覗いていたのは野川だった 娘が世話になっていた 野川は娘にお守りを渡した 中には、朝美を犯そうとしている村沢が記録されているSDカードが入っていた 村沢の目は虚ろだった 石岡が、村沢を陥れるために愛人の朝美に録画させていた 朝美は村沢を脅迫し五千万円要求した 三浦と野川は記録されたSDカードを盗んでいた 一方、村沢は朝美を殺したが、SDカードが見つからなかったため、部屋を爆破した
朝美を殺された石岡は村沢を脅迫し、津久井を殺すよう命じた お金を強請ってきた三浦と野川を殺し、傍らに警察手帳や携帯電話を置いたのは村沢だった 最後、石岡の言いなりだった杉田刑事部長も遂に石岡を見切り、津久井の証言を実現させる
《感想》道議会前を取り囲む警官隊、まるでガントレットだった 財前直見はクリント・イーストウッドか、と突っ込んでしまった
《参考》シリーズのリスト
2022.01.14 配役名で書き換えた