十津川警部シリーズ4  函館駅殺人事件 1994 TBS  原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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2015.12.10改訂

【警視庁捜査一課】十津川警部(渡瀬恒彦)、亀井(伊東四朗)、安原(山村紅葉)、日下(西川忠志)


■東京・銀座、刃物を持った男が体当たりで男を刺し、繰り返し繰り返し刺す
 

元カメラマンの金井英夫(新藤栄作)が、モデルの藤原マリ子(及川麻衣)に、“松本浩(山田亮)を殺した”、と電話

 

車中で張り込みしている十津川と亀井、マンションからマリ子が出てきてタクシーに乗るのを確認し追跡する

上野駅で、札幌行き北斗星5号に乗る 十津川と亀井、さらに女が乗りこむ


・・・・函館「湯の川温泉」、部屋でリボルバーに銃弾を装填する男
 

《金井英夫のプロフィール》九年前函館から上京し、カメラマンとして活躍していたが、四年前、ひき逃げで有罪となり、最近出所した

本人は犯行を否定したが、目撃証言が採用された 服役中に後輩のカメラマン松本浩が、金井の仕事を奪ってしまっていた

金井は松本に嵌められたと思い、犯行に至った
 

マリ子を追ってきたのは池内宏子(池上季実子)、携帯の無い時代、列車内の公衆電話を使うマリ子の指を盗み見た番号に追い電し、通話先を確かめる
 

函館駅に、安原と函館南署の岡田(赤塚真人)が迎えに来る

十津川は風邪をひいており調子が悪そうだ 三人はホテル・旅館を一軒ずつ周る さらに手配書を配る 警察に旅館から通報があり、三人でのり込むが、池内宏子が金井を逃がしてしまう
 

札幌に居たマリ子が寝台特急で函館に向かう 亀井の見たところ、恋人に会いに行くような雰囲気は認められず、ずっと不機嫌そうだという
 

十津川、池内宏子のことを思い出す 警察学校の生徒で、十津川にラブレターを送ってきたことがあった
 

《池内宏子のプロフィール》神奈川県警に配属され交通課に配属されたが、四年前の金井のひき逃げ事件の後、退職している 現在は企業の社長秘書をしている
 

函館駅で、駅員の服装をした男がコインロッカーで怪しい動きをしているのを警官が見つけ、声をかけると逃げ出した

金井とマリ子はホームの中から外へ、男は外から中へ、交錯した瞬間、銃撃され、男が撃たれる

 

男は覚醒剤の取引をやっていた これは金井を狙ったのが逸れて男に当たったのか、それとも取引に関わるトラブルなのか 
金井とマリ子は逃げてしまった

 

池内宏子は、目撃証人をでっちあげ、金井に無実の罪をきせてしまった 功を焦ったのだろう 宏子は金井に対する贖罪のために行動している 何らかの方法を使って金井は宏子と連絡を取り、旅館で落ちあう そこで宏子は金井に懺悔する
 

函館で使用された銃は、東京で殺しに使われた銃だった
 

宏子が秘書をしている社長の緒方(前田昌明)は、自社のポスターにマリ子を起用している
 

《まとめ》マリ子が恋人の金井に会うために、警察の目をかわしつつ函館に来た、と十津川らは考えていたが、何者かが、マリ子を使って金井の居場所を突き止め、殺し屋の瀬沼(誠直也)に殺させようとしている

何故それほどまでに金井を殺さねばならないのかがわかりにくい まさか、日下が聞きこんできた緒方の逸話、「自分の女であるホステスの胸に金井が手を入れようとしているところを憎悪の目で見つめていた」、ことなのだろうか それとも自社モデルは自分の女にする緒方が、恋人だった金井を殺さなければマリ子を奪われると考えたのだろうか どう考えても動機がわからない
 

《感想》宏子と十津川の悲恋でオブラートにくるんでいるが、このストーリーでは納得できない

及川麻衣さん、魅力的だった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.03.03 配役名で書き換えた