■東京、夜、ビルの屋上、若い女性が靴を脱ぎ、写真を見て飛び降りる
二年後、スポーツジムで、心臓マッサージをしている若い女性
救急車から電話、“誰かマッサージを変わってください”と女性
黒崎主税（小泉孝太郎）が交替し、女性が電話に出る 二宮しずる（いとうあいこ）、看護師、黒崎は一目ぼれする
【警備保障特任部一課】五十嵐杜夫（小林稔侍）（隊長）、黒崎主税（副隊長）、桐野俊作（内田朝陽）、加納元（山崎裕太）、橋本裕一（桐島優介）、岩村文弘（佐野泰臣）
《任務》美容整形医・院長の結城丈太郎（萩原流行）を警備する 結城には脅迫状が来ていた
岩村のミスにより、院長の行方が分からなくなる 結局、特別室で愛人の三波絹香（福地香代）と逢引きしていたことがわかる 桐野は岩村を特任部から外すべきだといい、杜夫と黒崎は反対する
■病院事務長の村山（中根徹）が院長室で刺し殺される 異変に気付いて院長室に入った桐野は後ろから灰皿で殴られる 城南署の遠藤（大森博史）と茂木（顔田顔彦）が院長の元へ、事務長は後ろから刺されており、院長と間違えて殺されたとの見解
院長と妻の美知恵（朝加真由美）は家庭内別居している
犯人の侵入経路が分からない 外部から侵入すれば警報が鳴るはずだ 妻の美知恵が、警報のスイッチを入れ忘れた、という（こんな大事なことを何で警備チームはチェックできていないのか、ご都合か）
院長は警備チームを引き連れ、土産を持たせて愛人のマンションを訪れる もちろん事前に連絡しているが、応答がない 鍵が開いている
■絹香は刺殺されていた
捜査の過程で、黒崎がしずると付き合っていること、しずるの姉は結城の手術の失敗が原因で自殺し（冒頭のシーン）、父親の幸作（剛たつひと）は失踪していることなどを警察は掴んでいた しずるは現場近くで目撃されてもいた しずるは参考人として事情聴取を受ける
“警護担当者の中に犯人の関係者がいるとはね”、結城は杜夫に嫌味を言う
杜夫は警察を出てくるしずるを待ち受け、事情を聞く
【しずるの話】父の居場所を知っているという女に呼び出されたため、病院を休んだり、現場近くに行ったりした 黒崎と別れようと思ったのは、父が犯人かもしれないと思ったから
事務長の村山と院長の愛人 絹香はグルだった 二人が電話しているのを院長の妻 美知恵が立ち聞きした
しずると別れようと考えている黒崎に、後輩の桐野は、杜夫の考えを伝える “黒崎は今だけしか見ていない 人と人との関係は一瞬でできるものではなく、それなりに時間をかけて出来て行くものだ”
院長の元へしずるの父 幸作がナイフを持って押し込む 杜夫が取り押さえ諭す
《まとめ》美知恵は結城に、村山と絹香がグルになって結城を脅迫しようとしていることを伝える 結城は、美知恵を利用して二人の抹殺を計画する 結城は山男だった 四階の自室から院長室にロープを使って昇降して村山を殺した 絹香は美知恵が殺した 最後は、美知恵がしずるを廃工場に呼び出して自殺を装って殺し、さらに美知恵を結城が殺し、全てをしずるの所為にしようとしていた 黒崎は美知恵を追跡し、寸前で計画を止めさせる
《感想》警備対象者が犯人、もうこの手は使えない
《参考》シリーズのリスト
2021.03.29 配役名で書き換えた