十津川警部シリーズ36 河津・天城連続殺人事件 2006 原作:西村京太郎 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

【十津川班】
十津川警部(渡瀬恒彦)、亀井(伊東四朗)、西本(堤大二郎)、安原(山村紅葉)、小西(中西良太)、村川(古川りか)、山下(山田アキラ)、清水(矢野喬之)


■築地の冷凍倉庫で、水色の下着を着せられた女が籐椅子に座らされて死んでいる
被害者は後藤ゆみ(大浦理美恵)、母 美和(朝加真由美)と恋人の瀬川渉(長谷川朝晴)が身元確認に来る 帰宅途中に拉致され殺されたようだ


■一週間後、伊豆の河津、釜滝の滝壺で、赤い襦袢を着せられ、帯で木の枝につながれた女が死んでいる 被害者は横本早苗(藤原美栄)、モデルだった


■十津川らは二つの事件の類似性に着目し、伊豆へ現場確認に行く


【静岡県警河津署】三浦(六平直政)、井上(長岡尚彦)、萩原京子(佐藤藍子)


《意見交換》暴行の形跡がない 用意された構図で遺体を飾っている


東京に京子が出張し、捜査に協力する
亀井と京子が組み、後藤ゆみの母 美和を訪ねる 京子は不躾な質問を繰り返し、美和が怒る やり手なのか、無神経なのか、田舎者なのか、亀井は戸惑う


ゆみの姉 麻衣(紫とも)が捜査本部を訪れ、ネットに事件被害者の写真がアップされていることを伝える ネットを確認した結果、三人のハンドルネームが事件に関わっているようだ
写真の趣味嗜好から、写真マニアの竹内健治(阿部進之介)が浮かび上がる 竹内は遺体の写真が好きで、バーチャルと現実の区別がつかないような印象を受ける


京子には忘れられない事件があった 男が暴れ四人が殺傷されたが、心神喪失と判断され、罰されなかった 被害者は救われない


■三人目の被害者が出てしまう 現場に被害者のものではない血痕が残されていた


竹内の部屋で尋問する十津川、竹内は突然逃げ出す 竹内は逮捕されるが、血痕は竹内のものではないこと、家宅捜索で遺体の写真が発見できなかったことから、釈放されてしまう
遺族は怒りに震える
 

■竹内がトカレフで射殺される 足を撃った後、致命傷を与えている 素人の仕業には見えなかった
 

瀬川が昔の友達と付き合っており、暴力団員もいることがわかる 瀬川はトカレフを入手し、姿を消している
 

横本早苗がモデルをしていた時の顧客から、写真好きの沖野収(永田恵悟)が浮かび上がる 家を訪ね母親の満智子(中真千子)に会うが、息子をちゃん付けで呼び、大声で刑事を追い返そうとする異常さを発揮する 伊豆に別荘がある
 

■旧天城トンネルで沖野が殺される 足にくぎで傷ついた痕がある
 

《十津川の疑念》何故警察より早くターゲットを見つけることができるのだろう
 

沖野に声をかけられた女性 みどり(武えり)が出頭する 危うく殺されかけたが助けられた はっきりとは見えなかったが女性だと思う
 

瀬川の身柄が確保される アリバイも成立している 銃は捨てたという
伊豆の旅館の女将や仲居の証言もとれた
 

後藤美和には、もう一人娘がいた 若いころDVを受け離婚したが、娘を一人奪われた 付き纏われるのが嫌で身を隠した結果、娘の居所まで分からなくなってしまった 京子だった 会った後で気付いた 
 

《まとめ》遺体マニアの殺人者三人の残り一人は医者の江波匡(飯田基祐)、京子は追い詰め脚を撃ち抜いたところに十津川、小西、矢野喬之 京子は江波を殺そうとし、矢野に撃たれ死んでしまう


《感想》娘を二人失ってしまった美和、何ともやりきれない

 

《参考》シリーズのリスト

 

2021.05.23 配役名で書き換えた

 

2023.02.22 何故、十津川は萩原京子に単独捜査を許したのか、が気になった ご都合主義か