これぞ最後まで理解できない、傑作なのか駄作なのか
内藤剛志が双子の二役をこなしている 片方はスーパーチェーン会長の甥で営業本部長の南条吾郎、片方が探偵稼業の岡部文夫 これが入れ替わったりするからややこしい
そして伊吹君子(榎本加奈子)、十津川警部(渡瀬恒彦)の殉職した親友の娘と会長秘書の君子がオーバーラップする 親友の娘は四国遍路中に服毒死殺体で発見された 今回は秘書として70歳の会長のお遍路のお伴をする こんなの中小企業の親父でもやらないだろう 公私混同も甚だしい その会長が殺されるが、何故唯一の血縁関係を有する南条が叔父を殺さねばならないのか、待ってれば遺産は転がり込んでくるのに
そして伊吹君子のキャラ、母は男(会長)と逃げ、自身は14歳で南条にレイプされ、父は自殺、16-18歳は少年院、その後銀座のホステスから、大企業役員の秘書に取り立てられる 漫画以上
厳しく取り調べされれば悪態の限りを尽くし、一転して泣き落としを図る 支離滅裂なのに十津川は父親のような気持ちで接する
南条と共謀して南条の愛人である秘書 井崎玲子(根本はるみ)の殺害に協力する君子
探偵事務所を捜査すると上から圧力が掛かり、その事務所は爆破される もう沢山だ
岡部が連れ歩いた高木幸子(濱田のり子)さん、お疲れ様でした 双子の兄弟が殺し合う理由がわからん もう何回か観たら理解できるようになるのだろうか 一応、消さずに残しておくことにする
《感想》降参、私には理解不能なストーリーでした
《参考》シリーズのリスト
2021.06.05 配役名で書き換えた
2022.06.23 再度鑑賞
母親を自殺に追い込んだのが南条、14歳の君子をレイプしたのが岡部、したがって君子は二人とも殺したかった、ということのようだ
死んだはずの岡部が実は南条にすり替わっていた
いったい南条の仕事、どんな単純な仕事なんだ
君子のマンション、一度抜け出されているのに再び抜け出される
何をやっているんだ
とにかく説得力の無いドラマであることを再確認した