金沢のコロンボVS京都のコロンボ 幻の加賀友禅に隠された謎!? 二つの古都を結ぶ連続殺人事件!
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■冒頭、三年前、金沢、バイク、加賀友禅、男が撲殺される
現在、金沢で開催されているミス着物コンテストに母 光江(野際陽子)と前田勝利(三宅裕司)が参加
優勝者は岡林夏美(渋谷飛鳥)、審査員は加賀友禅作家の連城志乃(伊藤かずえ)
パーティーでカメラマン 佐々岡(長濱慎)が勝利にぶつかり、志乃の着物に酒をかけそうになる
志乃と佐々岡、夏美に因縁がありそうな雰囲気
■京都の寺院で夏美が殺される
石で殴られた後、首を細い凶器で何度も刺されている
警察庁広域特捜課 上野雅(浅野ゆう子)登場、石川県警、京都府警で合同捜査
夏美の家から、3年前に盗まれた島森万葉(西興一朗)作 加賀友禅が見つかった
夏美は3年前の事件の被疑者だった
島森は4年前、京友禅から加賀友禅に転向している
勝利と雅は島森の妻 菊音(黒坂真美)に会いに行き、見つかった着物の確認を行う
夜、加賀料理の店へ 女将は西牧良子(藤吉久美子)
翌日京都へ、京都府警 前田利康(里見浩太朗)と部下の馬場(栗原功平)と合流し、島森の父 麟太郎(名高達男)に会いに行くが、取り付く島もない “親でも子でもない”という
昼食はモリタ屋ですき焼き
利康は勝利の叔父、母の弟 昼食は勝利におごらせる
殺害現場へ(ロケ地わからず 卍 観音堂 池に仏像 不動明王)
裏道に安江八幡宮のお守りが引っかかっていた
夏美の家へ ヘルメット クリーニングしたばかりの喪服、さらに志乃と佐々岡、夏美とつながりがあることを示す記事が載った雑誌を確認
金沢に戻り、志乃の工房へ あの二人と個人的なつながりは無いという 糊置きに使う先金に着目し、もらう 佐々岡の家に行くが不在
■金沢の川原に佐々岡の死体、夏美と同じ手口 連続殺人 ブーツの左足が擦れている
佐々岡の部屋にもクリーニングしたばかりの喪服
石川県警 山本捜査一課長(山崎大輔)、刈谷警部補(吉満涼太) 捜査会議で凶器特定
志乃の事情聴取するも犯行は否定 利康も合流し尋問
生地問屋で3-4年前の一年間、志乃へのちりめんの納入が減った理由は何か
志乃は4年前、京都の別荘も手放している
島森の作品と、志乃のデザインが酷似していることを発見する
島森の作品が盗まれた後、一か月後に発表された志乃の作品が受賞しているが、制作に半年はかかる、盗作は無理、と志乃
安江八幡宮、“春待ちの かさなる想ひ 灯火見つ”と書かれた絵馬に着目する勝利
夜、勝利、雅、利康の三人 女将をプロファイリングする利康
お酒を飲み、いつものパターン
酷似している二作品を詳細に観察すると、”虫食い”の技法に違いを認めたため調べると島森の作品には血痕が付いていた 島森の妻 菊音のものだった
島森の工房にはデザイン画が残されていなかった 志乃のデザインを使っていた 志乃は島森に弱みを握られていた
父親の麟太郎の干渉に耐えかねた島森は加賀友禅に転向し、志乃のデザインを使ったが、酒におぼれて行った 夏美と佐々岡は志乃と同じ弱みを握られ、脅迫され、佐々岡が島森の頭を金属製の花瓶で殴る 倒れている島森を介抱する妻の菊音に対し悪態をつく島森を、菊音は同じ花瓶で殴り殺してしまった
ヘルメット、ブーツの左足の擦れ、ヘルメットのエンブレム
京都のカフェがたまり場だった メンバーは、島森、佐々岡、夏美、志乃の娘 ひなた(青山雪)、もう一人が西牧良子の娘 里佳子(向里憂香)だった ひなたはフランス留学中
志乃の別荘で、佐々岡、夏美、ひなたの三人が拾った財布のお金を使おうとしていた 里佳子はそれを止めようとしたが三人はプールで里佳子を溺れさせ、植物人間にしてしまった そこに志乃と島森、志乃は誤って溺れたことにしよう、と偽装を決意する
良子はそれに気づき復讐を開始し、罪を志乃に着せようとしていた
なぜ真面目な里佳子がワルたちとつるんでいたのか、理解に苦しむところではある
留学から戻ったひなたを呼び出した良子、そこに勝利と雅、志乃
良子は泣き崩れる
《参考》
2022.05.11 配役名で書き換えた