弁護士 朝吹里矢子3 放火殺人の謎 2003 TBS 原作:夏樹静子 | moris11のブログ

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尋常性乾癬と約20年共生している
2014年12月より糖質制限開始
HbA1C改善、ダイエット
2015年3月一杯で給与生活リタイア
フリーター生活に入り、これが性に合っていたことに気付く
月平均で万歩/日確保
悩んだら歩く、とにかく歩く
2015.12.10改訂

港町の旅館、黒メガネの男 田口克弘(大沢樹生)が押し込み、2階に駆け上がる
逃げる男 渡光一(神保悟志)は浴衣半纏姿で2階から飛び降りる 足を引きずりながら逃げる渡を海岸の岸壁に追い詰めると、渡は崖から転落する


和菓子屋に、借金取り立て人、田口がやってくる 主人 栗山淳也(宮本大誠)が渡の連帯保証人となっている50百万円を返せ、という 妻 ゆかり(野村真美)、母 タケノ(佐々木すみ江)


栗山が認識しているのは10百万円で、それは返済していることを確認している しかし3年半前、渡は50百万円を借りている その話は聞いていない 

 

ゆかりは、学生時代の先輩である弁護士の朝吹里矢子(南果歩)に相談する 契約書を見ると、連帯人保証となっている これは、根保証ともいい、人物を保証する契約なので、その後に結ばれた契約にも責任が及んでしまう
しかし、その場合、連帯保証人にも必ず連絡をすることが求められている 連絡がない場合は無効になる場合がある

連絡は来ていない、とタケノ この家では息子夫婦に全てを任せるのではなく、タケノが何かと口出しをし、嫁姑の関係は良くなかった 郵便物の管理もタケノがやっていた 

里矢子と、事務所の司法浪人 風見志朗(石黒賢)は金貸しの社長 松尾市介(清水章吾)を訪ねるが、松尾は連絡をしておりその記録もあるという ゆかりはタケノが郵便物をいれている箱をひっくり返し、封も切らずに残っている通知を見つけ出す
ゆかりは怒り、タケノは逆切れして、実家に帰れ、と孫を含めた全員を追い出す


その晩、離れが火事になり、タケノは焼死する 

刑事 棚橋徹(金田明夫)はゆかりを疑い取り調べる


里矢子は棚橋に、借金取りの田口が和菓子屋に取り立てに来て脅迫していたことを告げる
火災現場に焼け残ったブックマッチがあった その店に確認すると、ゆかりは見覚えがなく田口は何回か来ていたことが確認された 田口の指紋も確認される 田口を逮捕しようとした時、田口が撲殺されていることがわかる


田口の体に付着していた灰は、火災現場の灰と一致した

鉄パイプを持ち出して殺したのだろう

アリバイの無いゆかりを再び取り調べる棚橋 

凶器が見つかり、ゆかりの指紋でも検出されたのか、と抗議する里矢子 ゆかりは釈放されるがアリバイは曖昧で覚えていないという


里矢子にゆかりに対する疑念が生まれる

あの日、夫がお人よしであることを詰るゆかりを、栗山は殴ってしまう 家出するゆかり 20時に出て22時に帰ってきた

21時頃、田口は殺されている

 

目撃証人が得られる ゆかりはラーメン屋の方を見ていた

そのラーメン屋の主人はその時田口が来ていたことを証言する ゆかりは尾行したことを認めるが、殺してはいない、という

 

その後、田口が誰かに頼まれたから放火した、と電話で話しているところを聞いた、というタレコミの電話が里矢子にかかってくる 里矢子は、社長の松尾を追及する 

松尾は、田口が火をつけたこと、田口が、逮捕されれば社長に放火しろと言われた、というと言って脅してきたことを告白する 

松尾は田口に5百万円を二回振り込んでいた 殺すなら金など払うはずがない、という
それでは誰が田口を殺したのか 幽霊か

渡が生きているのかもしれない

一行は渡と栗山の思い出の地に急ぐ

渡は生きていた 死ぬことにも失敗していた


渡は田口と対決し、あの火事はタケノが起こしたこと、濡れ衣を否定しなかったのは保険金がおりなくなるからであることを聞きだした

しかしタケノを罵る田口を許せず殴り殺したのだった

渡は裁判ですべてを証言することになった 和菓子屋は手放さなければならないが、一から始めようとする二人だった

 

《参考》シリーズのリスト

 

2022.08.18 配役名で書き換えた

 

2023.07.28 「渡と栗山の思い出の地」、を「田口と栗山の思い出の地」と、誤って書いていた