手当たり次第にその作品を読んだ日本の小説家は数多いものではない
黒岩重吾、立原正秋、島田荘司、高木彬光、北方謙三、大沢在昌
これらの作家は、独自の世界へ自分を引き込んでしまう
麻耶雄嵩の「隻眼の少女」
島田荘司と争って賞をとったということで購入した
しかし、そのリアリティーの無さが気になってきたら 読書の喜びも何も消え失せてしまった
犯行後付着する血痕をどうするか、
荒唐無稽でもよいが、その欠陥をカバーできるだけの説得力は必要だ
映画でいえば、北野武の「その男、凶暴につき」
ストーリーには無理があるが
息をつかさぬ緊迫感、主人公の魅力で荒唐無稽さを感じさせない
他に、大江健三郎、夏目漱石、司馬遼太郎は代表作のみ
外国の作家では
クライブ・カッスラー、マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールー、ディック・フランシス、パトリシア・コーンウェル