池江調教師、池添騎手の天皇賞は再発防止策の有効性に賭けた
再発防止策はリスク対応の一つである
リスク対応は、当然良かれと思って行うが新たなリスクをもたらす可能性を孕んでいることをISO31000「リスクマネジメント
かかってしまわないようにお行儀良くすることを繰り返し教え込んだに違いない
競馬の難しさを考える時いつも思うのは、これが1,200mなのか3,200mなのかは馬にはわからないことである
ナリタブライアンは天皇賞2着の後、高松宮記念に出走したがエンジンのかかりが遅かった
人馬一体となるのは本当に大変なのだろう
教えの通り、これまでに無い程行儀がよかった天皇賞
競馬の常識からすれば再発防止策が成功した
しかし、闘争心が眠り込んでしまったため優等生のままでレースを終えてしまった
その結果が11着
リスク対応策のプラス面は証明できたが、マイナス面に対する対策は打てていないことが明らかになった
今回とったリスク対応を続けたままさらに対応策を考えるのか、別の対応策を考えるのか
宝塚記念でその有効性が明らかになる
凱旋門賞に出走できることを祈る