前回の続きです。

 

中央値35歳で出産出来ない、かなり難しい人は極めて稀説①

 
出産出来ない、もしくは極めて難しい人はかなり稀でないとこういうグラフにはならないはず!という話しでした。
 
では、どういったモデルを作ると実際の確率をうまく説明する事が出来るのでしょうか?
 
 
目指すのはこれにかなり近いグラフです。
 
出ているデータから判断して、出産が不可能、もしくは極めて難しい人はほぼいないはず。
 
アメブロで妊活戦士たちから頂いた情報から判断すると出産しやすさには明らかに個人差がある。
そして、出産しづらい人の採卵辺りの出産確率は収束している17%程度のはず。
 
この前提でパラメーターを色々いじくってみた結果として、、、、
 
イギリス人の中央値35歳、90%程度が40歳未満の母集団では
 
出産しやすい人
90%程度おり、採卵一回あたりの出産率70%
 
出産しづらい人
10%程度おり、採卵一回あたりの出産率17%
 
これが真の値だと仮定して確率を計算し、実際のデータと比べて見るとこうなります。
 
 
ほぼ完全に再現出来ていると思います。
 
ここから導き出される結論としては
 
イギリス人の中央値35歳(90%程度が40歳未満)の母集団では
 
出産出来ない、もしくは確率が極めて低い人はいてもかなり稀。
 
出産しづらい人の確率は採卵あたり17%前後
 
という仮定で計算すると実際のデータにかなり近くなる!ということです。
 
つまり、30代で出産しづらい人が採卵辺りで出産出来る確率は17%前後という予想が出来る、が今回の結論です。