市指定:八幡106・来 宮神社

 この神社の祭神は五十猛命(いそたけるのみこと)で、大見郷の総鎮守である。

鳥居スギは、目通り4.8m、樹高約35mで、幾度かの落雷により木肌がむき出して痛々しいが、中天に突き抜けている2本の巨木は崇高な姿を見せる。

 神社に残されている古い記録によると、貞和年中(1345~1349)藤原祐義公再

修造云々と書かれている。それ以来、幾度か補修、再建されたことが記録に残り、昭和6年から7年にかけて大改修され、再建されたものである。

境内には鳥居スギとともに魚の形をした神池があり、泉から湧き出る水は昔から涸れることはない。(伊豆市教育委員会発行、伊豆市の文化財より)