心霊の世界から見た。

「死とは何?」

 

言うに及ばず、肉体と魂の分離「幽体離脱」生ですよね。

私がこの現象に初めて遭遇したのは、

父の死でした。

父を見舞ったその日の夜、急遽私が付き添う事になったのです。

 

そして・・・・・

明け方、父の容体が急変し親族が呼ばれ

狭い部屋に幾人もの人が集まりました。

私は壁の方に追いやられ

時折覗き込むように父の様子を窺っていました。

 

幽体離脱が起きたのは、

医師からの死亡告知一時間以上も前です。

 

ザ・タッチの幽体離脱とは程遠く

目にも止まらぬ速さです。

「?何か動いた?」気配を感じた方向を見ると

そこに居たのは父でした。

まだ心拍もあり、医師も部屋には来ていません。

 

 

当時の私は、幼い頃と変わり無く

二つの世界が一体化していた為、心霊の世界も霊能力の存在も

認識できていいない中での出来事でした。

 

ですが・・・

何故かこの時私が思った事。

「これで、父は私だけのものになった。」

 

・・・・・・・・・・・ギョッとしました?

 

まさか・・・です。

私は、ファザコンでも恐い娘でもありません。

父から私への評価は、

「お前が男だったらなぁ」でした。

別な意味で恐い・・・?(*^▽^*)

 

 

父の幽体離脱(死)は三年後に

一体化していた私の世界を二分化させ

霊能力も発動させたのです。

 

今にして思えば、「私だけのもの」は

此の事に繋がっていたのではないかと思います。

 

その始まりは、

福井の叔父が亡くなったと連絡が入り

葬儀に出席する所からでした。

 

その翌日朝からです。

父の私を呼ぶ声が一日中続きました。

夕方になると、更に呼び声が早くなってきたので気になり

その日の内に実家に向かい、

義姉に事情を話し泊めて貰うことにしました。

 

そして

生前、父と私だけが共にしていた

お仏壇の前に座ったら呼び声が収まったのです。

そのままお参りをしていたら・・・・

お仏壇の中一杯に、亡くなった叔父と父・家の情景が

映し出されたのです。

その在り様に、泣きながら暫く参り続けました。

私の変化に気が付いた義姉が声を掛けてくれたので

見たことを全て義姉に話、福井に連絡を入れてもらいました。

 

その話は、すぐに受け入れられ日をまたがず早急に事が納められました。

 

早急に納める事が出来たのは、

もう一つ、父の一手が加えられていたからでした。

 

それは・・・

私がお参りしていた頃

車中で休んでいた兄は「金縛り」に合っていたのです( *´艸`)

私からの情報が入ったら直ぐに動かす為だったと思います。

 

父は、此の件で

・叔父を支障無く送り

・私を覚醒させ

・親族に体験認定させてしまったのです。

翌日、叔父の葬儀の折には、

私に対して誰かが何かを問いかける事はありませんでした。

 

帰る車の中で叔父が一言

「お父ちゃん今どうしてる?」

私「この車の後部にいるよ」

叔父「・・・・・・・」

夜遅く、街燈もない裏道を走るので

事故が無いよう守りに付いてくれていたのです。

家に着いて、玄関から上がった父の後ろ姿を最後に

暫く見かける事はありませんでした。

 

人には、肉体年齢と精神年齢の二つが有ると思いますが

霊魂には精神年齢しかありません。

肉体を失っても精神年齢で生きられる世界が

在るという事でしょうかね。

 

今日のお話

「金縛り」だけ切り取ったら

父は怖いお化けになってしまうのでしょうが、

私達の行動にストーリーが有るように

霊も私達と変わらないストーリーが有るように思います。

 

物が使えない霊の世界は精神性に合わせてコントロールできる

エネルギーが存在しているようです。

 

どうやら、学歴や肩書は関係ないようですね。

 

 

今後も、私の実体験から

霊たちの動きをお伝えして行きたいと思います。

貴方の中の疑問解消に繋がったら嬉しいです。