こんにちは。
精神的ダメージ甚大で今後の見通しも立っていない状況ですが、これから土地を購入される方が同様のトラブルに遭遇した場合の役に立てればと思い長くなりますが書きます。
色々ありましたが、ようやく土地の購入がきまり、あとは売買契約を交わして銀行の金消契約をすれば晴れて着工にむけて楽しい家づくりが始まると思っていました。
今回の売買契約は売主、売主の仲介不動産屋、買主である私達夫婦、私達の仲介である不動産担当者でスタートしました。
売主側の宅地建物取引士より、重要事項の説明がはじまり、不明な点や疑問点があれば随時質問しながら進んでいきました。
当然、泉北ホームの営業さんと事前に打ち合わせを重ねて、この土地でどのうように新築するのか、土地の造成がどのように必要かの打ち合わせを何度も重ね、役所に必要な情報も聞きに行ってもらいこの場に臨んでいます。
まず最初の重要事項説明義務違反である虚偽の記載、虚偽の説明を受けた可能性は外壁後退についてです。
外壁後退とは主に市町村が都市計画図に定めている規制で、他には建蔽率や容積率、セットバック、宅地造成規制法などいろいろある中の一つです。
ほとんどの市町村は役所のHPから確認できるのではないでしょうか。
私も泉北ホームの営業さんに教えてもらい、自分の眼でも確認していました。
しかし、売主側の宅地建物取引士が作成した重要事項説明書には外壁後退なしと記載されていました。
その説明を口頭でも受けた時点ですぐに
私:外壁後退なしと記載され説明もされましたが、事実ですか?事実であれば嬉しい誤算です。
宅建士:直接役所に行って説明を受けたので間違いないです。
私:直接都市計画図を確認しており、外壁後退1.5mと明確に書いてますが都市計画図が間違っていたり、変更されていることがあるんですか?
宅建士:それはないと思います。
私:あなたは本当に役所で確認し、都市計画図を確認したのですか?
宅建士:…無言
後ほど確認して訂正する流れになりそのまま説明が継続しました。
地積測量図の説明で昭和40年代と古く、数字も記載されていない説明を受け、宅建士が自分で測量したという測量図が重要事項説明書内にありました。
その測量数字を見ると登記簿の数字との乖離がありすぎたのです。もちろん古い土地の場合は登記自体がいい加減で登記簿と実測が乖離することはあると思いますが、問題はそこではありません。
私:あなたが自分で直近に測量したのですよね。
宅建士:はい、そうです。正式ではないので、誤差はあります。
私:多少の誤差は問題ないです。しかし、あなたの測量がある程度正確だとすれば、登記簿で約69坪となっていますが、あなたの測量では約52坪ですよ?こんなことあり得るんですか?
宅建士:無言
私:もしこれがある程度正確だとすれば、今計画している間取りでは家は建たないし、駐車場も作れない、しかも庭もほとんどなくなりますよ。
宅建士:実は別の者が測量したんです。登記簿から大きく乖離することはないので、大丈夫だと思います。
私:別の者でも確かに測量したんですよね?それが事実で測量も事実なら計画そのものが破綻するのでこの土地は買えません。登記簿が正確でないことがあることは経験から知っていますよ。
宅建士:無言
私:これは法律に基づいて作成している重要事項説明書ですよね?これは虚偽の記載ですか?
宅建士:無言
私:どうするんですか?本当に現地で測量したのですか?適当に書いたんじゃないですか?
宅建士:無言
私:こちらとしてはこの記載が虚偽でも実際の土地面積がほぼ登記簿通りで、間取りや駐車場が計画通り作れるならこのままこの土地を購入します。
泉北ホーム担当者:営業担当者に今確認しましたが、間取りを作成する前に手測量ですが、登記に近い面積だと確認しているとのことです。
私:それなら問題ないので購入します。しかし、この内容のままでは契約できないので、修正か再作成をしてください。土地は今すぐあなたが再測量しに行ってください。その測量の結果が今手元にある重要事項説明書と同じなら計画が破綻するのでこの話はなしになります。
宅建士:わかりました。
私:書類が整ったら再度手続きをするので、売主にもきちんと説明をして責任を持って印鑑をもらってきてくださいね。
宅建士:それだと手付金は振り込みになります。
私:なぜ?そっちの落ち度なら取りにきてください。
宅建士:現金の預りはしていないんです。
私:それなら振り込みでもいいですが、手数料はそちらもちですよね?
宅建士:無言
私:こちらはここに現金を準備してきているのにそれがそちらの不備で振り込みになるのに、なんで手数料をこっちが負担しないといけないんですか?
宅建士:振り込み手数料の件はこちらから売主にて伝えます。
宅建士が負担しないのにはびっくりしました。どこまで無責任なのか
宅建士が測量して問題ないことが確認できればすぐに連絡をもらえるように約束してその場は一旦解散となりました。
もはや信頼0の宅建士だったので、自宅に戻る途中で巻き尺を購入し、自分でも測量してみました。
その結果、計画通りできることがわかり、安心して帰宅したのですが、何時間たっても連絡がありません。
解散したのが、ちょうど正午頃で午後6時になっても連絡がないので、こちらから泉北ホームの担当者に連絡をいれても繋がらず、だんだん不安になってきました。
そしてようやく午後8時頃に泉北ホームの担当者から連絡があり、売主が今回の契約自体を辞めたいと言っていると聞きました。
不安は的中
宅建士のミスでこちらに落ち度がないのにその流れはおかしい。あきらかに売主に対して宅建士は正しい説明責任をはたしていないと感じたので、宅建士がどのように説明したのかを聞いても言葉を濁して明確には答えないとのこと。
推測の域を出ませんが、宅建士が自分の法律違反をごまかすためにさらに売主に対しても虚偽の説明をして買主である私を悪者にしたてあげて取引自体が無くなる方向に誘導したとしか思えません。
売主側の不動産業者は芸能人をイメージキャラに使うほどの大手グループなのですが、自分の保身のためにこのような結果を導いたのなら許せません。
あきらかな重要事項説明義務違反です。
契約を結んだあとでないと告発は難しいとの話も聞きましたが、契約前に重要事項説明をするわけで違反はその時点で起こるわけですから、契約しているしていないは重要事項説明義務違反としての処分に関係ないのではと個人的には思っています。
今後どうするかは泉北ホームと話し合うことになっています。
泉北ホームもこちらの仲介なので徹底して宅建士と戦ってほしいです。
相方はこのまま泣き寝入りもしたくないし、宅建士がなにも処分を受けないのも許せないと怒っています。
数字に表すのは困難ですが、計画に大幅な変更を余儀なくされるので、明確に損害があります。
住宅グリーンポイントも100万ポイントが対象ですが、土地が破談になるとそれも間に合いません。
仕事柄もあるのですが、契約とは慎重に疑問は明確になるまでちゃんと聞くようにしています。
そのおかげで今回の不正は発覚したのでよかったのですが
そもそも宅建士が虚偽をせずに普通に仕事をしていれば、問題なく契約していました。
やはり、許せない!改めて怒りが沸き上がります。
国土交通省行が政処分してほしいです。
だれか詳しい方アドバイスください。
よろしくお願いします。