真夜中。ミッドナイト。


小学生の時にこの言葉が含まれた題名の漫画を購入したことがあって、この言葉が持つ大人っぽさに魅了されていたのを思い出します。


21歳には寝なくてはいけなかった小学生の私は、ミッドナイトから夜景やドレスやお酒を連想していました。


真夜中にドレスを着てお酒を飲みながらパーティーのような経験は23歳になった今も無いけれど、真夜中を手にする事は出来る。


そんな事を思いながら選んだのが「ミッドナイト・イン・パリ」



この自粛期間は妙にお酒も飲みたくなってしまって、この日はお酒を片手に映画鑑賞しました、勿論真夜中にね。



真夜中のパリには魔法がかかる。

0時の鐘を合図に。



一人でゆったりと過ごしたい夜にぴったりな映画でした。


何か摩訶不思議な出来事が起こる時、夢落ちだと少ししょんぼりしてしまうんです。


結局のところ現実では無かったのねって。


でも魔法は好きだなぁ、とっても。


キラキラが残り続けてくれるから、そのキラキラを胸にまた一歩を踏み出せる。


あの頃は良かったなぁって過去にしがみつきたくなる日も確かにあるけれど、私は今を大切にしたいな。


今は結局未来にとっては過去になるんだから、この瞬間を目一杯味わえるように。


パリ、行ってみたいです。