この外出自粛期間を利用して観た素敵な映画をブログの方で紹介していきたいと思います!
『ワンダー 君は太陽』(2018)
4月は新たな環境に足を踏み入れる人が多い月ですが、そんな時だからこそぴったりな映画だと感じました。
まずはザッとしたあらすじを…
主人公のオギーは、お母さんのイザベラ、お父さんのネート、お姉ちゃんのヴィア、ペットのデイジーと暮らしています。
オギーは生まれつき人と顔立ちが違く、幼い頃から何度も手術を経験してきました。
その為10歳になるまで学校に行った事が無く勉強を教えてくれるのは、いつもお母さん。
理科が大好きで将来の夢は宇宙飛行士になること。
そんなオギーが、このままではいけない!というお母さんの意向もあり小学校に通い始めるのですが…。
残酷さと、温かさと、愛おしさ、強さが詰まった映画でした。
幼い子供というのはやっぱり敏感なんですよね「人と違うこと」に対して。
だけれど同時に純粋な気持ちも持ち合わせている。
学校というのは、そこにいる子たちにとっては一つの小さな社会だと思うんです。
その小さな一つの社会と子供たちが一生懸命向き合っていて、私はその姿を見ながら涙ポロポロでした。
そしてオギーを取り囲む家族がこれまた温かい。
甘やかす訳では無い優しさに、これまた涙ポロポロでした。
映画を見ながらこういう時私は何て答えてあげるのかな?って考えていたんですが正直何て答えていいのか分からず、やっとの事で出てきたのはありきたりというか…言葉が出てこないからひとまず絞り出したソレといった感じで…凄くハッとさせられました。
勉強になったという言葉はなんだか違うけれど…、家族のカタチはそれぞれで家族だからこそ分かろうとする事が出来て、かけてあげられる言葉があるんだなっと。
そしてこの映画の面白いところは、オギーだけの主観ではなくバンッバンッと主観になる登場人物が変わっていくところ。
もうね、登場人物皆の事が大好きになっちゃうよ。
毎日を過ごしていると悩んでしまう事も、失敗してしまう事もあるけれど、自分が自分の味方を出来なくなってしまうというのは悲しいことで、そんな時に周りを見渡してみると味方は自分だけじゃなかった事にも気がつけると思うのです。
ありのままのあなたが素敵。
そんな風に言ってあげたいし、そんな風に言ってくれる人を大切にしていきたいです。