【鍼施術の筋肉の強化と緩和の使い分け】


こんにちは

鍼灸師の佐藤と申します。

ご覧いただきありがとうございます。



当サロンでは美容鍼施術を行う際に表情筋バランスを整えることを優先して施術を行います。筋肉の弱化による「たるみ」や逆に筋肉の過緊張による「シワ」、筋肉が張りすぎて「エラが張る」など多くの筋肉のバランスが崩れることでトラブルが起きやすくなります。




トラブルの原因を大きく2つに分けると

「筋肉の弱化」

「筋肉の過緊張」になります。



弱化には「筋肉を強化させること」過緊張には「筋肉を緩めること」が大事になってきます。



お顔全てに同じように刺鍼すると肌のトラブルは中々改善しない場合があります。



私はできるだけ、即効性を上げ、効果を持続させるために東洋医学の「補瀉」の考え方を取り入れています。




「補瀉」(ほしゃ)とは体内のバランスを整えるための治療法の1つです。

【補】は補うこと、【瀉】は排除することを意味しています。

体内のバランスが乱れた時に、不足している要素を補い、過剰な要素を調整することで健康を回復しようとする考え方です。



主に体内の気血や体液などのバランスを整える際にこの方法を使いますが、表情筋にも当てはめることで初回から大きな効果出すことができます。実際の施術では腹診なども行い、【虚実】や【五行】なども踏まえた施術を行います。



良くない要素、悪い要素を排除することは確かに大事ですが、

足りない要素を補うことを忘れてしまうとすぐに悪い状態に戻ってしまいます。



お顔だけでなく体の健康にも当てはまりますので

皆様も生活やお食事を見直してみてはいかがでしょうか?