おばんでーす
今年お初のブログ
毎日書ける人間になりたい
が、なかなか出来ない根気ナシ、だらしないワタシです
1月はグータラしていました。
ほぼ毎日寝ていました
ヤバいですよね。
これ完全に引きこもりですやん
最悪です
しかも、ぎっくり腰になっちゃうし。
雨用の初めて履く靴が合わなかったようで
足腰に負担をかけっちゃった模様。
１月になにしたかなぁと考えると
・月２回のネイルサロン
・週２～３回の伊勢丹買い物
・３人の男性とお食事
以上っす
そう、ネタなしなんです。
いつものことですが。
ということで、
楽しかったお食事について。
（もちろんですが、全員リアルの知人です）
オーラ抜群★ダンディな勝新太郎もどき
歳をとったせいか、
疎遠になった人がどうしているのか気になることが多くなりました。
特に最後に会った時、悪い感じで終了してしまった人だと。
そんな人の場合は、連絡しにくいですよね。
でも、無視されたら「あっ、そうですか」と納得して終わらせたらいいかなぁと思い、7年近くご無沙汰していた人に連絡してみました。
そう、それは勝新太郎。
ではなく、とある会社の会長さん。
見た目、リアルでこれ。
髪型も髭も顔のパーツも全部これ。
服装は、スーツもベルトもバッグも靴も
高級ブランドという
オーラバチバチ親父。
なんで、５５がこんなダンディ親父と知り合うんだ？って感じですよね。
出会いは、8年程前かな。
ワタシね、この会長さんの会社の顧問として働いていたんです。
（たった１年ちょっとですが）
それもワタシの方から、売り込んで
以前、書きましたが（まだ途中ですが・・）
ワタシ、パワハラで仕事辞めて
これからのこと考えていたんですよね。
で、やっぱり今までいた業界に戻ろうと
（結局、パワハラで辞めた会社以外はずっと同じ業界）
自分のキャリアなら
「引く手あまたに違いないわ」と根拠のない自信のもと
数社に自分を売り込んでいたんです。
ありがたいことに、各社から内定をいただき
最後になぜか、ある企業にも自分を売り込んじゃったんですよ。
内定をいただいた他の企業より
仕事内容には魅力を感じなかったんですが
HPを見ると、社長に釘付けに！
そう、HPにはどうみても勝新太郎にしか見えない
社長（現、会長）の顔が。
おいおい、ダンディすぎるだろ⁉
怖いものみたさで、売り込みをしたところ
すぐに連絡がきました。
実際に会社を訪問し
会長（当時の社長）、常務（現、社長（会長の甥））に面接していただきました。
以下、統一して会長とします
会長は興味深そうにワタシをマジマジと見ながら
「なぜ、うちのような会社に君のようなキャリアの人が？」と聞いてきました。
ワタシ：HPの会長さんのお顔拝見して、あまりにも勝新太郎に似ているし、写真からもオーラが凄かったので、ぜひ１度お会いしてみたかったんです。
そう答えて、アハハと笑うワタシに
会長：アハハそうか！
写真載せておくもんだな。アハハそうか！嬉しいわ。
屈託なく笑う会長。
なんて魅力的な人なんでしょう
笑い声で終わった1時間の面接。
２日後、会長から電話が着ました。
会長：55さんに会いに京都まで行くつもりや。
一緒に食事でもしないか？
と、お誘いがありました。
あえて、「55に会いに京都まで行く」というところが上手いですよね笑
大阪から近いやん！
もちろん、お誘いOKして高級ホテルでフレンチをご馳走になりました。
待ち合わせのホテルに行く前に、
たまたまお財布を見ると、なんと所持金100円台！！！！
こんなことありますかーーーー？？？？
大人なのに
服もバッグもアクセサリーもバッチリなのに
所持金は100円ちょっとですよ。。。
震えました、ワタシ
震えた状態で、ホテルに着くと
勝新太郎はすでロビーにオーラビンビンで居ました。
フランス料理を食べながら
ドストレートに口説いてくる勝新太郎
「ホンマに魅力的やなぁ」と
顔をほころばせながら何度も言う勝新。
ワタシ：や～ん、ありがとうございます。
いつも、女性にそんなこと言うんですか？
＊なくて七癖。
ワタシの口癖は「や～ん」と言ってしまうこと。
老若男女問わず、特に「ありがとう」や「嬉しい」の前には言っちゃいます。
会長：さすがに言わんやろ。
55さん、ホンマに魅力的や。
ワタシ：他の人と違います？
会長：全然ちゃうやん！！
ワタシ：どこが？
会長：雰囲気からちゃうやん。自信満々やろ。
うちの社員には魅力的な人間が一人もいない。
大人しい人ばかりや。
もし、55さんなら、ボーナスの金額に納得しなかったら俺に「なんで私のボーナスがこんなに少ないのよ！！」って食って掛かるやろ。
ワタシ：えっ・・私、言いませんよ
というか、私そんな風に見えますか？
まだ、お会いするの今日で２度目なのに。
会長：55さんは言うやろ！
全身から自信満々があふれ出とるやん。
ホンマ魅力的やで。
どこに、こんな魅力的な女がおる。
ワタシ：う～ん、本当はそんなことないけど。
でも、そういうことにしときます。
でもね、会長さんからは魅力的に見える私ですが、本当は全然ダメなの。
会長：どうしたんや？
ワタシ：恥ずかしいくらいの財政難。
もうイヤになっちゃう。
今月、家賃払えるかしら、私。
演技ではなく、心の声を発してしまった私に
会長：わかった。もう何もいうな。
55さん、君は自分の魅力をわかっているのか？
数十万ごときのために、君のような魅力的な人間が思い悩むようなことをするな。
いくら必要や？
えっ、どういうこと？？？？
ここはホテル
魅力的を連呼
もしや・・・・・
まさかね？？？
ワタシ：や～ん、そんなつもりじゃないです。
すみません。お会いしたばかりなのに。
忘れてください。
なにかを察した会長は、
会長：勘違いするな。
本当に君みたいな魅力的な人間は、そうはいない。
それなのに、たかだか数十万に悩むなんて
そんなことするな。
20万で足りるか？少ないか？
ワタシ：家賃は充分払えます。
でも、お会いしたばかりだし。
まだ、どの会社で働こうか考えてないですよ。
会長：正社員でも顧問で週３でも、好きな方を選んで欲しい。
給与も君の希望に沿いたい。
他の会社と比較して、うちには魅力はないかもしれない。
でも、55さんにうちに来て欲しい。
20万は、この件とは別やし、気にするな。
傍から聞いていたら、ワタシらの会話って
食事後、即部屋に行きそうだなぁ
食事を終え、自宅に帰ったワタシは
会長に「貴社で働かせてください。よろしくお願いします」とメールしました。
数日後、初出社の日
会長の部屋に呼ばれました。
ニコニコ顔の勝新は
「これからよろしくお願いするな」と言い、
ワタシに銀行の封筒を差し出しました。
「これは俺のポケットマネーだから、絶対に社内の人間には言うなよ。
2人だけの秘密だぞ
」と。
しっかりとした厚みのある封筒の中を
その時は私は見ませんでしたが
この時の会長の優しさと、現金で首の皮一枚つながったことは絶対に忘れません。
（金額は想像よりも高額でした）
「や〜ん、ありがとうございます。
会長のお気持ち、すごく嬉しいです♥」
感謝の気持ちを伝えると、またしても
「魅力的な人間が数十万で悩んだらダメだぞ」と微笑み
そのまま2人でランチに行きました。
全然、今年の１月までたどり着けない
まだ入社初日だ～～～
数十万円のお小遣いを頂いたワタシはどうなるのか?!