宝物探しの日々 健康の森
今日の活動は甲府、千代田湖に近い武田の杜・健康の森です。
小高い大展望台からは甲府盆地を一望し富士山もはっきり眺めることができます。
高台なので、ほんの少し待ちよりはひんやりして木陰では気持ちのいい風が吹きます。
野外保育というとどうしても動的な活動が多いように思われますが
今日は敬老の日が近いということで、みんなでおじいちゃんやばあちゃんに
はがきを出そう!ということで公園ではがきに思い思いに絵を描きました。
みんな色とりどりに嬉々として熱中して書きました。
こ1時間ほど集中して書き上げ、保育士のたまちゃんが
どんな気持ち?って聞いたら「うれしい気持ち~♪」
今度は郵便局に出しに行くのはどんな気持ち?
「ワクワクする~~~♪」
はがきを出すのも彼らには未知の世界。
明日は大きな冒険、山を下りて郵便局へ行く!の巻です。
公園で楽しげに遊んだり騒いだりしている子どもたちを見ると
散歩に来たご近所の方などがよく話しかけてくださいます。
今日もこのセミの抜け殻を持ってやさしそうなおじいさんが話しかけてくださいました。
この森には熊の親子が住んでいること、この山の裏には数千匹のいのししがすんでいて
夜11時ころになると、餌を求め群れで山を駆け下りてくるお話。。。
そんなことを教えてくれました。
園舎のない=囲いのない環境では様々な人との交流も自然とひろがります。
そんな環境も、敷居のないコミュニケーションの
基盤になるのではないでしょうか?
さて、はがき書きに集中したあとは、なんだか体がウズウズしてきます。
森は子どもたちにはどれもこれも好奇心をくすぐるものばかり。
年中年少ワンパクトリオ、垣根の向こうにいるの?
いいえ、垣根の中にいるんです!!
宝探しの冒険が始まりました。
山梨の山梨!
みんなで発見して、みんなで木に群がって取ったのだそうです。
まだ少し若いのに、みんな保育士の話もそっちのけでかぶりつき。。。
少々えぐぐて、すっぱいのもなんのその、自分でもいだ梨をいただきます。
小さな虫かごの中にはふっくら太った大きなカマキリ4匹
特大ショウリョウバッタ2匹、とのさまバッタ数匹、こおろぎ数匹。。。
大人がみるとまるで地獄絵のようですが(笑)
子どもからみたら、「みんな仲良し」です。
今日も大漁大漁!
宝物探しの毎日は、それ自体が毎日キラキラ輝いています。