今日は一学期に一度のお楽しみ会。

みんなで協力して美味しい焼きそばとフルーツポンチを作っておなか一杯いただきました。

焼きそばとフルーツポンチの材料は、昨年度の森わら祭りに出店した大地組スクールのお店の売り上げから購入しています。

予算を決め、メニューを決め、購入する量を決め、誰が何を担当して調理するかを決め・・・。

お楽しみ係さんが何度も話し合い、電卓とにらめっこし、時々係以外のスクール生の助けも借りながら計画を進めたお楽しみ会。

手際よく調理を進める一方で、手があいた仲間にテーブルセッティングをお願いしたり、高学年の子が低学年の子にも手伝いやすいように心配りしたりする姿がありました。

毎週の調理の日の積み重ねもありますが、仲間一人一人の得意なことをお互いによく分かっているんだなあ、とほれぼれするような連携プレーにこの一学期の成長を感じました。

食事の後は、みんなでじゃんけんゲーム。

でも、その前にびっくりしたことがありました。

食べ終わった自分の食器を洗いにいった高学年のG君がなかなか戻ってこない。

どうしたのかな？と思ってキッチンに見に行くと、流し台に残っていたフライパンとボウルがきれいに洗われて棚に片付けられていました。

G君に尋ねたら、「自分の食器を洗うついでに洗ったよ。その方が早く遊べるからね。」とさらりと言って去っていきました。

そんなG君の姿を見た低学年の子たちは調理台の上を片付けたり、床のキャベツを丁寧に片付けていました。

大人がこうしなさい、と言わなくてもかっこいい姿が近くにある。大きい子が背中を見せてくれる。

そんな大地組スクールの素敵さをたくさん感じた一日でした。

大地組スクールスタッフ　さおり

大地組スクール お楽しみ会