子どもたちの前に並んだ三原色。
手にするのは、ジャバラにし更に三角に折り返しコンパクトな三角形になった和紙。
好きな色を選んで1.2.3.…と心の中で数えながら紙の角から浸していく。
きゅっと片手で絞って軽く水気を取る。
三角全ての角を染めただけでは足らず、色を重ねてみる子がいる。
わざと余白を残して形を演出したり、心行くまでビチャビチャに紙を濡らす子もいる。
子どもたちは体の中に息を潜めている自分と、色の対話を重ねているみたいだ。
和紙がインクをじわじわと吸収する度、子どもたちも彩の世界に吸い込まれていく。
作業台に並んでる友達との距離が近くても、
静かに各々の世界に没頭しているのだ…
浸し終わっても開いてみるまでは全体像は分からない。
大人も子どもも破れないように和紙を恐るおそる広げてみると、ひとつとして同じ柄はない極彩色。
みんな自分の作品の鮮やかさに、誇らし気な顔を見せてくれる。
染め紙は年長キャンプの提灯、願い事を書いた短冊と合わせて七夕飾りに使われる。
年長の娘は今日の染め紙で作った提灯で足元を照らしながら、夜のお散歩に行くんだ。
来月はいよいよ年長キャンプ。
沢山泣いて、笑って、仲間と楽しんできてね!
オオタカ組(年長)おひさま かずちゃん





