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『ヤクモウチ コトつくるアヤ』ホツマツタヱ【九アヤ】

 

あらかねの つちにおちたる

サスラヲの アメのおそれの

みのかさも ぬがでやすまん

やともなく ちにさまよひて

とがめやる すりやわことに

たとりきて ついにネのクニ

サホコなる ゆけのソシモリ

ツルメソが やどにつぐむや

シムのムシ

 

時のアマカミの弟君として何不自由なく、国民からも敬意が寄せられていた、、

そのような恵まれた立場から一転して、罪人の身の上となったソサノヲは、、

刺青を刺され、流浪罪人の出で立ちの蓑と笠を身に付け、よれよれになった

纏いものを見ては、多くの人々に目を背けられてしまうほどの姿で、

身体も冷えて疲れ果てても、休むべき場所も得られずに、

今日の食べ物にも窮するありさまです。

それが、「世にさすらう」サスラヲの罪の責めなのです。

やっとのことで、ネのクニサホコに至り、矢じり摺りの工房に辿り着いたとき、

工房の主人ソシモリのツルメソさんが罪人のソサノヲを受け入れてくれました。

何とか、最小限の生活の目処も立ち、落ち着くことが出来たのです。

ソサノヲにとっては、どれほど有難かったことでしょう。

 

サタのアレヲサ

アシナツチ ソヲのてにつき

ヤメうめど おひたちかぬる

かなしさは ヒカワのかみの

やゑたには つねにむらくも

たちのほり そびらにしげる

まつかやの なかにやまたの

オロチゐて ははやかがちの

ひとみけと つつがせらるる

ナナむすめ のこるひとりの

イナタヒメ これもはまんと

 

さて、そうしますうちに、

サホコ(後の出雲地方)に暮らしていたアカツチの弟のアシナヅチには、

八人の娘がいましたが、ソサノヲとの縁談の噂がささやかれますと、

たちまちにオロチに噛み殺され、なんと七人の娘が次々に悲劇に会いました。

 

「オロチ」とは、愚かな力劣った知性、恐ろしい連中のこと、、

その昔仲の良かった義理の姉、ハヤコに群がる夜盗郎党の一群だというのです。

ヒカワ(斐伊川)の上流の入り組んだ山あいは、常にムラクモが立ち昇り、

その山間にたむろする八人の頭目を配下に、怒り狂ったハヤコが采配を振るい、

「残る一人のイナタヒメも血祭りにあげろ」と、目をぎらつかせているのです。

ソサノヲは、余りの酷さに呆然とします。

 

タラチネは てなであしなで

いたむとき ソサノミコトの

かんとひに あからさまにそ

こたゑけり ヒメおゑんやと

いやといに みなハタレぞと

うらとえは アメのオトトと

あらはれて ちぎりおむすぶ

 

両親(テナツチ・アシナツチ)は、どうする術もなく、

ただイナタヒメの手を撫で、足を撫でてやるのが精いっぱいでした。

ソサノヲが一家を訪ね、事情をきいてみますと、切々と心の痛みを訴えます。

「イナタヒメを妻に迎えたいがよろしいでしょうか、、」と

唐突にソサノヲが訊ねますと、両親は驚いて

「いったい、あなたは、どなた様でしょうか、、

  こんな娘ですから、オロチに付きまとわれてしまいますよ」と訊ねます。

「わたくしは、アマテルカミの弟、、原因の当事者です」との答に両親は、

「そういうことでしたら、どうぞ、助けてやってください」と懇願します。

 

イナタヒメ やめるほのほの

くるしさお そでわきさきて

かせいれは ほのほもさめて

こころよく わらへのそでの

わきあけぞ ヒメはゆけやに

かくしいれ スサはやつみの

ヒメすがた ゆづのつげくし

つらにさし

 

やまのさすきに

ヤしほりの さけおかもして

まちたまふ ヤまたかしらの

オロチきて ヤふねのさけお

のみゑいて ねむるオロチお

づだにきる ははがヲサキに

ツルギあり ははむらくもの

なにしあふ

 

杉の木の香の芳醇な酒をシホリサケの手法で醸します。

甘くまったりとした濃厚な酒を八樽用意して、待ち伏せます。

そこへオロチたちがやってきて、樽にへばりつき、飲み干してゆきます。

濃厚な酒に、夜盗盗賊もヘベレケに酔いつぶれ、みんな眠ってしまいました。

そこをすかさずソサノヲは、ハヤコ、オロチ共々斬り殺しました。

この時、ハヤコの所持していた剣が、「ハハムラクモ(ムラクモのツルギ)」です。

ソサノヲの子孫が受け継ぎ、後世、ヤマトタケの東北遠征に引き継がれます。

 

イナタヒメして

オオヤヒコ うめはソサノヲ

ヤスカワに ゆきてちかひの

ヲノコうむ あかつといえは

あねがめに なおきたなしや

そのこころ はぢおもしらぬ

よのみたれ これみなそれの

あやまちと おもえはむせぶ

はやかえれ ソサノヲはぢて

ネにかえる のちオオヤヒメ

ツマヅヒメ コトヤソうみて

かくれすむ

 

イナタヒメとの間に、男の子が生まれ、オオヤヒコと名付けられました。

ソサノヲは大喜びで、早速、姉のワカヒメに報告するため、

ヤスカワ(現、琵琶湖の南東岸・野洲川)に向かいました。

「どうです、男の子が産まれました!

これで、わたくしの潔白は証明されました!」

 

意気揚々と報告するソサノヲに、姉のワカヒメは、呆れ果て、叱り付けました。

「まだ、そんなことを言っているのですか、、

他人と競い比べるのが、そもそもの間違いです。

自分の犯した間違いの何たるかも、まだ解からないのですか、、

恥を知りなさい!世の乱れの元はすべて其処にあるのですよ、、

情けなくて泣けてきます、、顔も見たくない、、早く帰りなさい。」

オロチ退治と男児誕生で有頂天になっていたソサノヲは、

慕っていた姉に、きつく言い渡され、恥入り、ネのクニに帰って行きました。

 

その後、イナタヒメとの間に、

長女オオヤヒメ、次女ツマツヒメ、

次男コトヤソが誕生し、隠れ住むように暮らします。

 

タカマはムつの

ハタレカミ はちのことくに

みたるれは カミはかりして

ハタレうつ キミはみそぎの

さくなたり ハタレゐとふの

たねおゑて みよをさまれど

みなもとは ネのマスヒトに

よるなれば イフキドヌシに

うたしむる うなつきむかふ

ヤソつつき サホコのミヤの

アサヒカミ をがみていたる

 

大きなハタレ騒動の源は、ネのクニの元マスヒト・シラヒトによるものです。

朝議の結果、シラヒトの断罪を、イフキトヌシにお命じになります。

◆イフキヌシ:ツキヨミの子息、アマテルとソサノヲの甥、妻はイチキシマヒメ・タナコ。

イフキトヌシは、八十人程の武装した人々を従えて赴きます。

トヨケカミの御陵所アサヒミヤ(現京都府京丹後市・比沼真奈井神社)に参拝し、

さらに西に向かいます。

 

イツモぢの みちにたたすむ

しただみや かさみのつるぎ

なげすてて なにのりこちの

おおまなこ なんたはたきの

おちくたる ときのすがたや

 

出雲地方に至りますと、下民姿のソサノヲが、道端に佇んで待っていました。

イフキトヌシの一行に、ソサノヲは、笠も蓑もツルギも投げ捨てて、

大眼から溢れる涙は、まるで滝の落ち降る如くに、何かを訴えかけます。

 

やとせふり おもいおもえは

ハタレとは おごるこころの

われからと ややしるいまの

ソサノヲが くやみのなんた

おぢおいの シムのあやまち

つくのえと なけきうたふや

 


 

シムのより あいゑることは

のちのまめ いさおしなせは

はれやらん われおたすけて

ひとみちに マスヒトうたは

まめなりと うちつれやどる

 

感涙に濡れるイフキトヌシは、叔父のソサノヲに言います。

「シムの過ちに気付いて下さったのでしたら、それこそが、宝物です。

アイ(アメノミチ)を得るということです。

そしてこれからのこと、

世を支えてゆくことに尽力されてゆくのがよろしいでしょう。

それこそが、「マメ(天下に尽くすこと)」であると謂えましょう。

どうぞ、私とともに、シラヒト、コクミを断罪なさいますように。

そうすれば、自ずと罪も疑いも晴れてゆくことになるでしょう。」

 

さだのみや のりおさためて

ハタレねも シラヒトコクミ

オロチらも うちをさめたる

 

おもむきお アメにつくれは

タカマには ゆつうちならし

うすめみの かなでるおみて

 

ヲヲンカミ くわもてつくる

ムゆづこと たまふワカヒメ

ムつにひく かだふきかなて

めがはひれ

 

ヲヲンカミは、桑の木で六本の鳴り糸のコト(琴)をお作りになり、

琴の名手、妹君のワカヒメに賜りました。

ワカヒメの琴に、カタ(打楽器)、フキカナテ(笛)の優しい響きが奏でられ、

若い女性たちが、音に合せ、美しく和やかに、

長いヒレをヒラヒラとさせながら舞い踊ります。

 

そのことのねは

イサナギの かきのかたうつ

いとすすき これおミすぢの

ことのねぞ かたちははなと

くずのはお かだかきとうつ

 

そもそもコト(琴)は、七代アマカミ・イサナギのお作りになられた、

三本の鳴り糸のものが始まりでした。

宮のカキ(垣)に、カタカタとアラレ(霰)がイトススキを打ち鳴らす音に擬えて、

形はハナとクス(葛)の葉に沿わせたもので、カダガキと打ち鳴らします。

 

ヰすことは ヰクラにひびく

ネおわけて ワのアワウタお

をしゆれは ことのねとほる

いすきうち

 

また、五本の鳴り糸のコトも作られました。

五本の糸は、ヰ・クラ(ココロを構成する五要素、ココロハ・タマ・ミヤヒ・

シヰ・シム、目に見えない五つのココロの働き)に響きます。

そこで、ネ(音・根)をさらに分けて、

ワのアワウタ(アワウタ後半)をメカミ・イサナミが教えます事で、

コト(琴・言)の音もココロに深く沁み入ります。

これを「イスキウチ」と言います。

 

ムすぢのことは

ゑひねふる オロチにムつの

ゆつかけて ヤクモウチとぞ

なつくなり かだふきかなて

めがはひれ これもてタテの

なにしあふ

 

この度の六本の鳴り糸のコトは、

オロチに「ムツノユツ」(詳細未詳)をかけたことから、

「ヤクモウチ」と名付けられました。

ヤクモウチ、カダフキカナテ(打楽器と笛)の演奏にあわせ、

娘たちがヒラヒラと布を揺らせて踊ります。

この舞いを「タテ」(左手・天(父の御心)の恵み、、)と呼ぶようになりました。

 

やまだあがたお

モチタカに たまえはアワの

イフキカミ

 

モロカミはかり

ソサノヲが こころおよする

シムのうた みのちりひれは

がはきえて たまふヲシテは

ヒカハカミ ハタレねおうつ

いさおしや そこにもとゐお

ひらくべし

 

アマテルカミは、ソサノヲに許しのヲシテ(文書・染物)を賜ります。

『ハタレのネ(根・首謀者)を、討ち治めた功績によって、

「ヒカワカミ」の称号を授けます。ヒカワ(斐伊川)の地にミヤを建てなさい。』

 

やゑがきはたも

たまはれは ふたたびのぼる

アメはれて うやまいもうす

くしひより すがはにきつく

ミヤのなも クシイナタなり

サホコクニ かえてイツモの

クニはこれ アメのミチもて

タミやすく ミヤならぬまに

イナタヒメ はらめはうたに

 

また、ヤヱガキハタ(ツルギ、ヤトヨ・旗、極めて格式の高いもの)を賜り、

サホコクニの名も、新たに「イツモ」に変えたいと考えています。

「アメノミチ」によって、タミが幸せに暮らせるようにとの思いからです。」

ミヤの完成の前に、妻のイナタヒメが子を孕み、そこで、ウタを詠みました。

 

やくもたつ イツモやゑがき

つまこめに やゑがきつくる

そのやゑがきわ

 

『イ(心を)・(尽して)・(もたらし固め治める)』

 

このうたお あねにささげて

やくもうち ことのかなてお

さつかりて うたにあわせる

イナタヒメ ついにくしたえ

あらはれて やゑかきうちの

ことうたぞ うむこのイミナ

クシキネは ことにやさしく

をさむれは なかれおくめる

モロがなも やしましのみの

オホナムチ

 

新たなミヤで男の子が産まれ、クシキネと名付けられました。

成人してからも殊に優しく治めましたので、

民衆から、「ヤシマシノミノ・オホナムチ」(尊称)と呼ばれるようになります

 

つぎはオオトシ

クラムスヒ つきはカツラキ

ヒコトヌシ つきはスセリメ

ヰヲミメぞ

 

ソサノヲとイナタヒメの間に、

その後四男オオトシ・クラムスヒ(カマトカミの父)

五男カツラキ・ヒコトヌシ(カツテカミの父)

三女スセリヒメの三人が生まれました。

ミヤの建築の許しがでる前に生まれた長男オオヤヒコ長女オオヤヒメ

次女ツマツヒメ、次男コトヤソを合わせると、五男三女の子宝に恵まれました。

 

キミクシギネお

モノヌシに タケコおツマと

なしてうむ あにはクシヒコ

メはタカコ おとはステシノ

タカヒコネ 

 

後にアマテルカミは、クシキネ(オホナムチ)をオオモノヌシに任命なさいます。

皇女オキツシマヒメ・タケコを妻に、三人のお子様がお生まれになります。

兄はクシヒコ(後のコトシロヌシ・二代オオモノヌシ)

長女タカコ(タカテルヒメ)

次男はステシノ・タカヒコネ(アチスキ・タカヒコネ)です。

 

クシギネアワの

ささざきで かかみのふねに

のりくるお とえどこたえす

クヱヒコが カンミムスビの

チヰモこの をしゑのゆびお

もれおつる スクナヒコナは

これといふ

 

クシキネあつく

めくむのち ともにつとめて

うつしくに やめるおいやし

とりけもの ホヲムシはらひ

ふゆおなす

 

フユをなす」:さらにより良いものにと為しゆくと言われる功績です。

スクナヒコナは

アワシマの かだがきならひ

ひなまつり をしえていたる

かだのうら アワシマカミぞ

 

オホナムチ ひとりめくりて

タミのかて ケシシゆるせは

コヱつのり みなはやかれや

ソはホムシ クシギネはせて

これおとふ シタテルヒメの

ヲシエクサ ならいかえりて                    

 

ヲシクサに あふげはホヲの

むしさりて やはりわかやぎ

みのるゆえ むすめタカコお

たてまつる アマクニタマの

オクラヒメ これもささけて

つかえしむ シタテルヒメは

フタあおめ めしてたのしむ

やくもうち

 

オホナムチには

クシヒコお オオモノヌシの

かわりとて コトシロヌシと

つかゑしめ おのはイツモに

をしゆるに ヒフミムモヤソ

フたわらの ひもろげかぞえ

たねふくろ つちはつちかふ

ヲンタカラ うゑたすかても

くらにみつ あめかせひてり

みのらねと あたたらくばり

うゑさせず

 

のちにワカヒメ

ひたるとき ヤクモヰすすき

かだかきお ゆつることのね

タカヒメお タカテルとなし

ワカウタの くもくしふみは

オクラヒメ さつけてなおも

シタテルと なしてわかくに

タマツシマ トシノリカミと

たたゑます イツモやゑがき

オホナムチ やゑがきうちて

たのしむる モモヤソヒたり

こにみつるかな

 

 

参考文献・参考資料
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満・辻公則著・展望社
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。
 

 

 

 

七草・シムノフシヱ【ムツキユミハリ:旧暦1月7日】

ヲシテ七草
《ごげふ・はこべら・ゐたひらこ・すずな・すずしろ・すせり・なつ》



春の陽を享けて、野草アオナがいっせいに顔を出します。
弓張を祭る七草は、イノチ(生命)を養う行事です。
冬の間のビタミン・栄養不足など、滞ったからだに、
春の最初の芽吹きの力強いエネルギーをいただき、病や災いを払い整えます。


ヒの守りは、立春から春分頃。
一日に例えると夜明け前の一番冷え込む時間帯。
早春賦の歌がしっくり来ます、、春は名のみの風の寒さや~♪

新月から七日目。
満月へと向かい、生え出でるエネルギーが強まります。
「ナナクサ」は春の最初のエネルギー!






しむのふしゑは
たるむつみ ゆみはりまつる
みそのなは ぬゑあしもちか
かさくさお こげふはこべら
ゐたひらこ すずなすずしろ
すせりなつ このなゝくさに
のぞくなり
   トシウチニナスコトのアヤ




しむのより ゆみつきのよは
ゐのみづに ヌエアシモチが   
ガダヲヱオ ごけふはこべな   
いたひらな すずなすずしろ   
すせりなず なみそにのぞく
 ミカサフミナメコトのアヤ


みそのなは… 味噌の七葉・菜葉?
なみそ… なみそ 七味噌・菜味噌?
春の七草、お粥さんだけじゃなく、味噌和えや味噌汁もいいですね♡
「味噌?」は、いつからあるのでしょう?

※味噌の起源ウィキペディア参照。
日本の味噌の原型は歴史が古く、弥生時代からとする説もあるが、
豆を用いた現在の味噌とは違う液体状のもので、魚醤に近い。
日本においては縄文時代から製塩が行われ、
醤(ひしお)などの塩蔵食品が作られていたと見られる。
縄文時代後期から弥生時代にかけて

遺跡から穀物を塩蔵していた形跡が見つかっている。
古墳時代からは麹発酵の技術を加えたものとなった。
現在の味噌の起源に連なる最初は、

奈良時代当時の文献に
「未醤」(みさう・みしょう)

まだ豆の粒が残っている醤の意味)と呼ばれた食品の記録がある。



すずな・すずしろ♡志摩の朝市




ヲシテ春七草の記述は、ホツマツタヱ <19アヤ・その2> にあります。
ノリのフミ テルタエのアヤ(馬の乗り技のフミ・抜粋)

フソヰすゝ モゝミソゑたの   
としサナト ハルのハツヒに   
ヨのヒツギ ミコオシヒトに   
ゆつります アメよりイセに   
おりいます 
          


マサカキ暦25スゝ130枝のサナト(キアヱ暦58年・辛酉)の

ハルのハツヒ(元日)に、
アマテルカミは皇太子オシヒトにアマカミを譲位なさいました。
アマテルカミは譲位ののち、人を教え導くことに熱意を持たれ、
イセのミヤ(現伊勢神宮内宮)にお遷りになられ、

日々教導に捧げてゆかれるお考えでした。


ときにツキスミ         
オゝクマド ひつめアオコマ   
たてまつる カミおもしろく   
おほすれば クマトにたまふ   
ミアエには ヌヱアシモチが   
がさくさも ごげうはこべな   
いたひらこ すゝなすゝしろ   
すせりなつ このナゝクサに   
のぞくなり           




ちょうどその頃に、ツキスミ(九州)のオオクマド(アメクマ)が、
ヒツメ・アオコマ(馬ムマ・詳細未詳、、)を曳き歩んで参りました。
献上されたアオコマ(馬)に大変興味を示されたアマテルカミは、
オオクマドにミアエ(御饗)を賜うことになさいました。
ヌエアシモチ(悪さをする鳥?)が

ガサクサ(禍や病気、皮膚炎。詳細未詳)も、、
とは、冬の間のビタミン不足など滞った健康幣害を解消するの意でしょうか、
生命エネルギーに満ち溢れた春の新芽の七草です。
「ごげう・はこべな・いたひらこ・すずな・すずしろ・すせり・なづ」、
この七草に除くなり。


さくらばなれば         
またのモチ こかねひつめの   
クロコマの タカギがひけば   
たてまつる 
          


サクラの季節の満月(春分頃)に、ヒタカミ(東北)より、
当主七代タカミムスヒ・タカギがコカネ・ヒツメ(黄金の蹄?詳細未詳)の

クロコマ(黒駒)を献上なさいました。
タカギはアマテルカミの従兄妹であり、ご学友であり、
また、九代オシホミミのお后チチヒメのお父上でもあります。


みつほマナヰに         
のりみゆき しばしばまつり   
きこしめす これそらくもり   
あらざりき  
         


これらの献上馬にはアマテルカミのお后三名がお乗りになり、
マナヰ(トヨケカミの御陵)まで御幸をなさり、お祭りをなさいました。
ひ孫にあたるオシホミミの九代アマカミご即位のご報告です。
天下安寧の一助となり、また女性にも乗馬の技術が浸透したことには、
トヨケカミもお喜びのことと思われます。



参考文献・参考資料
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『縄文カレンダー』冨山喜子編
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。

 

2026年の旧暦元旦(旧正月)は、新月の2月17日。
「国立天文台」の「今日のこよみ」で2月17日を調べると、
日の出6:38、月の出6:30(三重県津調べ)
初日の出🌅のご来光を拝みたくなりますね✨️

ヲシテ文献の記述では、旧暦元旦は、アマテルカミのお誕生日です!

詳しくは後ほど。

今年の旧暦元旦は、昨年6月が2回の閏年であったため、

一年13ヶ月目の新月となり、立春より半月ほど後のかなり遅めのお正月です。


縄文暦の年末年始の行事。      
2026年・R8
2月3日 トシワケ・節分
   4日 ハルタツヒ・立春 

 16日 シワススヱ
 17日 ハツヒマツリ・元旦・新月
 23日 ナナクサ・弓張
3月3日 ムワタマツリ・小正月・満月
 

ちなみに、2025年・R7
1月28日 シワススヱ
  29日 ハツヒマツリ・元旦・新月
2月2日  トシワケ・節分
  3日  ハルタツヒ・立春
  4日 ナナクサ・弓張
  12日 ムワタマツリ・小正月・満月
 


春は名のみの風の寒さや~♪
早春賦のメロデイにアワウタを乗せて~~(*^^)v
今年の旧暦ムツキ満月(小正月)はなんと、3月3日です。
初春、迎春のコトバが実感として響きますね❀







ハツヒマツリムツキハツヒ・旧暦元旦



ヒはツサカセの 
ふたをがめ きたればひらく
はつひぐさ ハツヒマツリは
ふとまがり やまのかやくり
うみのめも ところたちはな
ゐもがしら
  トシウチニナスコトのアヤ



ヒのナメは ツサにいなさの
ハツヒより フウおやわせて
オケラたき ワカメミツくみ
しとぎもち まがりかやくり
うなところ かくいもかしら
  ミカサフミナメコトのアヤ



春のハツヒ(元旦)を祝います。
ワカメ(若女)が初水を汲み、オケラ(薬草)を焚いて、シトギモチを作ります。
天地自然に感謝を込めて(アワのウヤマヒ)、
お供えは、フトマガリ(勾玉形の餅)、山・海の幸、カク(橘)、ヰモカシラ(里芋)。


◎元旦【ムツキ元旦】の「民間行事」
※『宇治山田市史』宇治山田市役所編の年中行事より、

鶏鳴を聞いて井水を汲み、手水を遣い口を洗い清むる。
之を「若水」ということは当地に限った事では無いが、
殊更に厳粛にこの行事を重んずる点は、当地の長所といってよい。
荒木田守武長官の有名な発句「元旦や神代の事もおもはるゝ」とある句、
この風俗あって初めて其の真義が表れるものである。




「ムツキハツヒ」元日は、アマテルカミ「ご誕生の日」です。
ホツマツタヱ四アヤ《ヒのカミのミヅミナのアヤ》よりご紹介します。

フソヒスズ モモフソヰえた   
としキシヱ はつひほのほの   
いつるとき ともにあれます   
みかたちの まとかのたまご   
いぶかしや ウヲヤヲキナの   
ヤマズミが ことほぎうたふ   



マサカキ暦21スゝ、125枝、キシヱ(31年目)の元旦。
初日がほのほのと登り来るとともに、ミコはお生まれになられたのです。
ミカタチのマトカノタマゴ(幸帽児・ヱナ(胞衣)をかぶったままでの出産)、
極めて珍しく尊いお姿です。
ウヲヤヲキナ(後見役)のオオヤマスミは、皇子のご誕生に言祝ぎ謡います。


むへなるや ゆきのよろしも   
みよつきも よよのさいわい   
ひらけりと           
おほよすがらに         
ことぶくも ミたびにおよふ 


と、朗らかに声高く言祝ぎます。
その声は、三度、富士山の麓に響き渡ります。


ゆきよろし ひとのとわしの   
こたゑにも トヨケのカミの   
をしゑあり さわるイソラの   
みそぎにて ヱナのかこみは   
おのころの たまことならは   
ゆきよろし
           

「ゆきよろし」とは、どういう意味でしょうか?
祝賀に集う人々からの問いかけに、オオヤマスミは謹んで言葉を続けました。
トヨケカミが、皇子の誕生を希う祈願の八千回のミソキの間に、
だんだんと解ってきたことと、お教え下さいました。

誕生の安寧を祈っていましたら、そこに、
「災いの障りを及ぼしてくるかもしれないモノ」があることに気が付きました。
それは、良くない思い、羨み、妬み、怨みの心の攻撃的な思いなどです。
これを「イソラ」と言います。
「ヱナ」は、それらを防いで健やかな育成ができるようにしてくれます。
※ヱナ(胞衣)ヱ:アモトからタマが降され来る。ナ:和やかに包まれた音韻の意。
ヱナがタマを包み守る成り立ちは、
より良きように整い纏まる「オノコロ」の言葉のとおりです。

「ゆききのみち」という言葉があります。
「ゆき」とは、大宇宙の中心アモトに「タマ」が戻ること。
「き」とは、アモトから「タマ」がこの世に降され来ることです。

春の正月元旦の初日とともにお生まれになられた美しい皇子、、
きっと前世がとてもおよろしかったのでしょう。
とオオヤマスミはお感じになられたのでした。


シラヤマヒメは         
うぶゆなす アカヒコくわに   
ひくいとお ナツメがをりて   
うぶきぬの みはたてまつる
   

シラヤマヒメ(イサナギの姉)が産湯を用意し、産着は絹糸名人アカヒコと
機織名人ナツメにより柔らかな絹布の衣に仕立て献上されたものです。
※赤日子神社(延喜式記載・愛知県蒲郡市)
伊勢神宮への絹糸奉納が令義解(西暦833年)に記されています。


みめぐみや アメにたなびく   
しらくもの かかるヤみねの   
ふるあられ ヒスミにこたま   
このみづお ぬのもてつくる   
ヤとよはた ヤすみにたてて   
キミとなる クラヰのやまの   
イチヰさく よにながらゑて   
さくもつは かみのほずゑぞ

   
皇子誕生の瑞祥は、富士山にも現れ、山頂に白雲が棚引きかかり、
富士の八峰に、またヒスミ(ヒタカミ)にも霰が降り注ぎました。
このミツ(瑞祥)の表しを、八枚の絹布の旗で作りました。
ヤトヨハタと呼ばれ、アマカミご即位の際に、八隅に立てるのが恒例です。
位山のイチヰのサクは最上級です。
長命を得て、このサクを持つことができるようになる人は、
クニトコタチの教えを身に付けた人と申せましょう。<抜粋>


参考文献・参照資料
◎日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎ホツマ辞典:池田満著・展望社 
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院 
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。





『縄文カレンダー◇2026』
A4判カラー・竹紙20頁
一冊1500円でお分けしています。
ご希望の方は、
送り先ご住所・お名前・ご希望冊数を下記メール宛にお知らせください。
✉yoshico1018@yahoo.co.jp
よろしくお願いします。

「縄文ヲシテ勉強会」・「縄文カレンダーワークショップ」

 

2月4日、まもなく立春を迎えます。

春は名のみの風の寒さや~早春賦♪

春とはいえ、夜明け前の一番冷え込む時節です。

今年の旧暦元旦は2月17日!
春七草はまだもう少し先ですね。

 

 

昨年より、ホツマツタヱのオンライン勉強会もスタート!

在宅でいつでもご視聴可能なアーカイブ動画もお求めいただけるようになりました。

より多くの方に縄文ヲシテの魅力をご紹介するべく、

ヲシテ推し活に精進いたします!


zoom参加、アーカイブ動画のお申し込みは↓こちらから
【縄文ヲシテ勉強会】シェアガイド冨山喜子 

 

2月の勉強会のお知らせです。
1月30日現在の開催予定です。
随時更新いたします。
初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください(*^^)v

 

 

◆2月1日(日) 【Live配信】youtubeヲシテム
◎毎月1日・15日21時~22時
 縄文カレンダー・トホカミヱヒタメ暦を通して、
 縄文の宇宙観、季節感、マツリの由来や
 ヲシテ文字を読み解くヒントなどゆるく楽しくシェアしています。
 アワウタコーナーもお楽しみに♪

 

◆2月8日(日) 【伊勢】
◎内容:ホツマツタヱ5アヤ「ワカのマクラコトハのアヤ」
 
 
◆2月9日(月)【縄文ヲシテ勉強会】オンライン

◎ 19時~20時半

◎場所:大阪市北区 さざなみ

    参加ご希望の方は場所をお知らせしますのでご一報ください。
        yoshico1018@yahoo.co.jp

◎内容ホツマツタヱの8アヤ「タマカエシ ハタレうつアヤ」後編
 ※当日ZOOM参加有り。

  アーカイブ動画もご活用ください。
オンラインショップ

 
◆2月10日(火) 【大紀町】そばかふぇ なごみ庵
◎13時~15時 ※ランチタイム;12時~
◎場所:蕎麦カフェなごみ庵 度会郡大紀町滝原1629-3
◎ほつまことほぎ勉強会
◎参加費:3000/(ランチ付)・2000/(ランチ無・13時~15時)
 ※縄文カレンダー2026版別途1500/・テキスト⑧(20-22アヤ)別途1000/
◎定員;10名 要予約! 携帯090-2140-9707
◎内容:ホツマツタヱ22アヤ「オキツヒコ ヒミツのハラヒ」
 

◆2月12日(木) 【知多郡内海】びわカフェ
◎14時~16時
◎場所:知多郡南知多町内海南浜46-10
◎内海・縄文勉強会

◎内容:ホツマツタヱ1アヤ「キツのナとホムシさるアヤ」
◎参加費:3500/(ドリンク付)
 ※縄文カレンダー2026版別途1500/・テキスト①(1-3アヤ)別途1500/
◎お問い合わせ・お申し込み:高木隆司 携帯090-3831-8366

 

 

◆2月13日(金) 【志摩】ホツマなんばり勉強会
◎内容:ホツマツタヱ6アヤ「ヒノカミ ソフキサキのアヤ」

 

 

◆2月15日(日) 【多気】菜食ゆにわ
◎12時~15時
◎場所:菜食ゆにわ 多気郡多気町片野1213 ☎0598-49-2812
◎縄文・ほつまことほぎ勉強会
◎参加費:3000/(菜食ランチ付)・2000/(ランチ無・13時~15時)
 ※縄文カレンダー2026版別途1500/・テキスト①(1-3アヤ)別途1000/
 ※要予約!
◎内容:ホツマツタヱ1アヤ「キツのナとホムシさるアヤ」


 
◆2月15日(日) 【Live配信】youtubeヲシテム
◎毎月1日・15日21時~22時
 縄文カレンダー・トホカミヱヒタメ暦を通して、
 縄文の宇宙観、季節感、マツリの由来や
 ヲシテ文字を読み解くヒントなどゆるく楽しくシェアしています。
 アワウタコーナーもお楽しみに♪

 

 
 

◆2月24日(火)【東京】久我山LaniHonua
『ヲシテ勉強&お話会』 13時半〜16時半
◎場所 : LaniHonua 杉並区久我山 
◎参加費:2000/ 縄文カレンダー2026年度版別途1000/ テキスト⑤(15-16アヤ)別途1000/
◎内容:ホツマツタヱ16アヤ「ハラミツツシムオヒのアヤ」
※参加ご希望の方はご一報ください。場所の詳細をお知らせします。

 yoshico1018@yahoo.co.jp

 

 

◆2月25日(水) 【飯能】名栗の杜
◎12時半~15時半
◎場所:名栗の杜 埼玉県飯能市上名栗571 ☎042-979-0646
◎ホツマツタヱの25~26アヤ 古代の叡知への誘い
◎参加費:2500/ 定員:10名
 ※縄文カレンダー2026版別途1500/・テキスト⑩(25-26アヤ)別途1000/
  お持ちの方はご持参ください。
◎内容:ホツマツタヱ25アヤ「ヒコミコト チオヱルのアヤ」
※当日は休業日になります。
 ご希望の方、酵素玄米のお稲荷さんと具沢山のお味噌汁を1000円にてお出しいたします。
 ご予約ください!

 

 

 
 

縄文カレンダー2026年度版

ヲシテ文献から読み取れるコヨミ

トホカミヱヒタメ暦です。

 

ヲシテ時代の年中行事に関する記載は、

アマカミに代々伝わる『カクミハタ』トシウチニナスコトのアヤ

カガミのトミに代々伝わる『ミカサフミ』ナメコトのアヤ

ヲシテ文献を学ぶ基礎となる縄文哲学が示されています。

古代日本、縄文の先人たちの目線で宇宙を感じてみませんか
 

ご希望の際は、
お送り先のご住所、氏名、希望冊数を明記の上、
メールにてお知らせください。
メッセンジャーでもOKです。
mail:yoshico1018@yahoo.co.jp
オンラインshopでもお求めいただけます。

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

◆終了しました。

◆1月8日(木) 【知多郡内海】びわカフェ

◎内容:初回・縄文カレンダーwsヲシテ文字を学ぼう
 

◆1月11日(日) 【多気】菜食ゆにわ
◎内容:ホツマツタヱ1アヤ「キツのナとホムシさるアヤ」

 
◆1月13日(火) 【大紀町】そばかふぇ なごみ庵
◎内容:ホツマツタヱ21アヤ「ニハリミヤ ノリさたむアヤ」
 
◆1月15日 【伊勢】
◎内容:ホツマツタヱ4アヤ「ヒノカミ ミツミナのアヤ」
 
◆1月15日(木) 【Live配信】youtubeヲシテム
◎縄文の年末年始✨️トシワケ・オニヤラヰ
◎アワウタコーナー✨️焚き火♪
 

◆1月16日(金) 【志摩】ホツマなんばり勉強会
◎内容:ホツマツタヱ5アヤ「ワカのマクラコトハのアヤ」

 

◆1月21日(水) 【飯能】名栗の杜

◎内容:ホツマツタヱ24アヤ「コヱクニ ハラミヤマのアヤ」

 

2月4日は立春🌸ハルタツヒ!
その前日が節分、今年は2月3日です。

一年の節目、年の変わり目は、、
西暦では元旦を迎える大晦日ですが、
縄文ヲシテの記述では、
新年が「ハルタツヒ」(立春)、
その前日が「トシワケ」(節分)です!
ややこしいですが、旧暦元旦は新月のムツキハツヒ(2026.2.17)

縄文カレンダーもそうですが、

月の巡り(旧暦)の12カ月は365日ではないからです。
カウントダウンは立春点、2月4日5:02でしょうか?

さて、縄文の節分・トシワケの行事は、また後ほど





ヲシテ文献『ミカサフミ』タカマナルアヤ
「立春」に関する記述があります!

「タカマ」とは私たちを取り巻く大宇宙のこと。
 ぜひ原文を何度も何度も声に出してイメージしてみてください。


アマメクリ ヒはをゝきくて
ヒトおくれ ミモムソヰたび
ヒトトシの ハルタツヒには
もとにきて ひとたびもとの
ほしにあい つきはおもくて
ソミノリお おくれヒにあふ
ツイタチぞ ほしにソミあふ
アメはヱナ ヒツキヒトみな
アメのエナ そとはタカマノ
ハラまわり


概要としましては、
1年365日は、ヒ(太陽)の巡りです。
ハルタツヒにはモトに来て、ひとたび元の星に会い、、
天体観測のその始まりの基準は「ハルタツヒ」(立春)です。

月の12ヵ月では365日に満ちず、
月は重くてソミノリ(13ヵ月)、遅れて「ツイタチ」になります。
トシワケは「ハルタツヒ」の前日です。

アメ(天)は、エナ(コミヤ・子宮)、
太陽も月も人も皆、アメのヱナ、
外はタカマ(大宇宙)のハラ(腹)まわり

太陽系まるごと、タカマ(大宇宙)のハラ(腹)の中、、という概念!



●トシワケ・オニヤラヰ

としわけのよは
まめおいり みなおにやらふ
かおひらき しめひきふさき
もののかき ほながゆつりは
はゑゆつは むぎにとしこへ
 ミカサフミナメコトのアヤ




「トシワケ」の夜は「オニヤラヰ」

オニとは、凝り固まった思いや憎しみ、嫉妬心などの事。
オニヤラヰとは、悪い芽が出ぬように豆を炒り、
マ(魔・悪心・障り)のメ(芽)を断つ行事です。




天地自然の安寧を祈願し、「トシノリカミ」「ヤマサカミ」をお祭りします。
カ(西)をヒラキ(柊)とヰワシ(鰯)で塞ぎます。
ウラジロやユヅリハで〆め飾り、麦に年越えです。

ムギにトシコエとはどんな意味があるのでしょう?

通説では弥生時代、稲作とともに大陸から伝来したとなっていますが、

縄文遺跡から炭化米が発見されていたりするので、

ムギも弥生以前から自生していたのかもしれませんね。

ちなみに、アマテルカミ最盛期のイサワノミヤのある志摩や鳥羽では、
現在でも「アラクサ」という行事が残っている地域があり、大晦日に豆まきをします。
豆炒りの時に先を削った木にイワシを刺して、パチパチと火であぶり、
その音と臭気で邪気を払うとされ、魔除けとして玄関にさしておくそうです。

節分といえば、豆と鬼、そして近年では恵方巻も風物詩となりました。
ちなみに、2026年の節分の恵方は「 南南東(やや南)」。
恵方とは、その年の幸運を司る歳徳神のいる方角だそうです。
歳徳神は、「としとくじん」と読むようですが、
ヲシテ文献の「トシノリカミ」が進化したものなのでしょうか?

◎トシノリカミ
初代クニトコタチの時代(縄文前期)、
「キ・ツ・ヲ・サ・ネ」

 (東西中央南北方位、季節の守り)と
「ア・ミ・ヤ・シ・ナ・ウ」

 (食べ物・イノチ(生命)の守り・アメのもたらしと地上の育み)の
ソヒ(十一)カミを祭り、「トシノリカミ」としました。
東西南北中央、、中央にミハシラをイメージして、
宇宙からのもたらしと大地の育み、
とは、「ピラミッド」?!
わたしたちはみんな、その守りの内にある、、。ということですね。


◎ヤマサカミ
七代イサナギ・イサナミの時代(大きく事が整えられてきた時代・縄文~弥生)、
コヨミを守る役目を担ってもらうため、

「ヤマサ」の八カミを添えて祭ることにしました。
自然神の八つの働きを祭ります。

ウツロヰ(大気)
シナトヘ(風)
カクツチ(火)
ミツハメ(水)
ハニヤス(土)
・自然界のヲヲトシカミ(穀物を成らせる)
スヘヤマスミ(木々が雨から土を守る)
タツタヒメ(火災からの守り)

トシワケには、天地自然の安寧を祈念する!



トシノリカミ・ヤマサカミについて、
ホツマツタヱ《22アヤ・オキツヒコ・ヒミツノハラヒ》より
抜粋で祭祀のノト(祝詞)をご紹介しています。
祓いの祝詞です。
ハライノリト

 

 



参考文献・参照資料
◎ヲシテ文献の世界へようこそ:日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎ホツマ辞典:池田満著・展望社 
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院 
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。





『縄文カレンダー』2026年度版 A4判カラー・竹紙20頁の冊子形。
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ご希望の方は、送り先のご住所、お名前、冊数を下記までメールにてお知らせください。
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冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp