30年以上前にはいつも一緒に遊んでいたメンバー3人組だったが、
私が波乱万丈な人生劇場に突入したために、交流が途絶えてしまった仲間であるガチ君とゾウくん
このままだと、友情そのものが人生の一コマになってしまう
今は思い出でも、あと数年でなかったことになってしまいそう
3人が3人とも70代に突入できるかどうかも不明
私が原因で仲間に辛い思いをさせたとしたら申し訳なく
友人の一人であるギター大好き人間のガチ君にラインを送信した
「30年ぶりに、また3人で集まろうか?」
すると、ガチ君から
「今は大阪にいる。月の半分は大阪で暮らしてるけど、絶対に会おう。嬉しいよ」
ガチ君からの返事を受けて
私は、もう一人の友人であるトランぺットが得意な独身男ゾウくんに電話
「もう、数十年間友達なんか一人もいなくて社会から離れて生きてきた。3人で会えるんなら絶対に行くよ」
ゾウくんは、あれから友達は一人もできなかったと電話の向こうで・・・告白
私の離婚は友人たちのその後の人生にも影響を与えてしまったようだ
申し訳ないことだ
私に心のゆとりがあったら、ゾウくんに嫁さんを紹介できたはず
当時は別れて暮らす子供のことで頭の中はいっぱい
ゾウくんがどんな暮らしぶりかまで考えが及ばなかった
結局ゾウくんは一回もデートをしたことのない人生を送ってきたことになる
生涯独身の男女が多くなったことは報道で知っているけど
結婚だけでなく、異性とデートをしたことがない人間がすぐ傍にいたことになる
原因は友達がいないことなのかもしれない
友達がいれば友情の波紋は広がっていくし、その中には異性との出会いもあるんだろう
現代社会は孤独な人間が多くなった
政治家やメディアは働く若者の経済力のなさが未婚率をアップさせているって言ってるけど
私は友達のいない若者が増加したことが未婚率を押し上げている気がする
8月24日
長岡駅前の居酒屋に忘れ物を取りに行きます