新たなユウガオの種。自作干瓢剥き機03号機の改造開始。 | S30Zリビルターのブログ

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本日の帰宅時、自宅から近い大きなホームセンターへ立ち寄りました。


お店に並ぶものを見て、季節が冬から春へ移り変わっているのが良くわかります。


暖かくなり、お店の軒先には、種ジャガイモや下仁田ネギの苗、草花の苗が多く並ぶようになってきました。


私の家庭菜園は、少しずつですが、土の準備をしています。


焦ってもしょうがありません。焦らず少しずつ。力量の範囲内で楽しめればそれでOKです。



最近ですが、ネットで種の情報を探していたところ、新たなユウガオの種を見つけました。


見たこともない品種・・・。


それが此方の種!




中長かんぴょう!初めて見ます。


残念ながら、写真ではなくイラストになっています。




販売元は、兵庫県の山陽種苗さんから。


この中長かんぴょうの種、山陽種苗さんのネットショップにて購入できます。今月3月から販売開始です。


種の生産地は国内の長野県産。





中身の種は、このような種です。↑


種にもよりますが、やや幅広の種も散見されました。


種の模様は同じ模様ですが、当方が今持っているカンピョウの種の形と、今回購入したカンピョウの種の


形が違っていました。


この品種は、長野県の在来種か、若しくは兵庫県の在来種なのか・・・。今のところ中長かんぴょうは何処

の地方の野菜なのか不明です。


若しかすると、日本のまたどこかには、知られざるカンピョウが残っているのかもしれませんね。


今回も何かの縁だと思い、思い切って購入しました。


今年から無期限で栽培制限つきですから、今回の品種は来季に播種になる可能性があります。

近日、種保管用小型冷蔵庫を購入を検討しています。

(保管をしなければならない大切な種が増えてきてしまいました・・・。σ(^_^;))



種の寿命を延ばすには、冷蔵庫保管が好ましいとの事です。


種は播き残っても、密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管していれば、種は長持ちします。

(但し品種により、長命・短命種子が存在します。全ての種が長命種子ではないので要注意です。)


これからも種を探すことを続けようと思います。まだ見ていない品種を見たいですから。(^∇^)




機械のお話です。


昨年完成させた新型木製輪切りカンピョウ剥き機。(03号機)


あの03号機はまだ完成状態ではなかったのです。


アイデアがまとまったので、機械を分解し、一部の部品を再度加工しました。





近所の方に譲った機械の03号機の部品です。置き場の問題で我が家に戻ってきました・・・・。

戻ってきた時点で、すでに頭の中では構想が出来ていました。


一見、どこが変わったの?になりますが、




写真の動力軸(写真右側)の中央部分には、直径8.8ミリの鉄製のシャフトが入っています。


これらの部品を分解しますと・・・、




木製動力軸中央は、8.8ミリのシャフトホールを加工を施し、







機械本体の柱に、水道塩ビパイプの外径0・2ミリ切削+内径0・3ミリ切削。


(ベアリング外周にある灰色の部品が切削加工済みの塩ビパイプです。ベアリング支持部として使用しています。)


加工を済ませた塩ビパイプ前後に、動力軸給油メンテナンスフリー対策で、細かい埃がベアリングに入らない‘シールドベアリング’2個を圧入。


これにより、回転軸の力のロスを大幅に削減できます。

現代に使われている技術を有効に使います。

また。木製動力軸の一部を専用鉄製軸に変更。市販品鉄筋棒からの削り出しの部品です。





鉄の動力軸は、指差す方向へ組み込まれます。木製軸と鉄製軸が合わさっているところには、4ミリの専用ビス2本でネジ留めをします。この加工はこれからになります。




以前、この部分には、動力のハンドルが付いていました。

が、今回は、ハンドルの代わりに自転車チェーンスプロケットへ変更。


チェーンを介して、専用ハンドルを付けたチェーンスプロケットで動かす構造です。

イメージ的には大きな歯車で、小さな歯車を回す・・・。


少ないハンドル回転で、速く動力軸を回転させる仕組みです。

専用鉋をカンピョウの円盤に当てる前に、十分回転速度を上げて鉋を当てると。一気に剥きあがるのです。






今回の干瓢剥き機の構造は、写真の機械の構造から学びました。


現在に残る、数少ない当時物の現役干瓢剥き機。上三川町・昔なつかし館に同型の機械が展示されていて驚きました!!現在も展示中です。


当時の人も、いかに効率良く加工しようかよく考えていたのですね。頭が下がる思いになりました。



この構造のカンピョウ剥き機、一度は自作でチャレンジしたい仕組みの一つでした。

機械が完成した暁には、この機械は‘カンピョウ剥き機03号機/改’になります。


輪切りにしたカンピョウのセットする専用円盤は、既存の円盤を活かせることを念頭に考え製作しました。


旧型の部品、無駄にしたくなかったのです。




03号機/改は、メカニカルな構造を持つ機械。

出来れば今年の夏、実用試験が出来る状態に持ってゆきたいです。


市販されている部品を加工し、組み合わせるのは大変ですが・・・。


改造は始まったばかり。楽しみながら製作します!(^-^)/