コタツ故障診断に活躍したサーキットテスター。 | S30Zリビルターのブログ

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昨晩妻から、

「コタツ、ダメになったかなぁ?電源が入らないんだ。」

私も、いよいよコタツが駄目になったかと一寸だけそう思いました。去年、コタツに付いてた電源コードが駄目になり(スイッチが故障)、量販店で社外品のコタツのコードを購入したばかり。

妻が、

 

「このコタツ、買ってから10年もたつし、寿命迎えたかも。また余計な出費になるね・・。」と困った様子。

 

コードが新しければ、コタツ本体故障になったかと一時は私もそう思ってしまいました。

 

でも良く考えてみれば、コタツ本体はあまり故障しない筈だと思いました。なぜなら、コタツのヒーターは電球とは違って太い電熱線。そう簡単に切れないでしょうと思い始めました。

私は妻に、

 

「まあまあ、即故障と決断しなくても大丈夫かと思う。一寸電気回路を診断するから、少しだけ待って。」

 

ガレージに向かい、工具入れから引っ張り出したサーキットテスター。(電気回路試験機)

自動車整備士時代、大活躍したテスター。工具箱の奥に眠っていました

 

「診るだけ見よう。修理は好きだし。」そう思いながら部屋に戻り、ドライバーでコタツのヒーターの断線を診断。回転スイッチ、内部コード、温度ヒューズ、ヒーター全て断線なし。

「やっぱり。本体は生きてる。ヒーターはOKでも、温度調整部が駄目になることもある。今回は大丈夫!」。安心しました。

 

「コードが駄目か。・・・、新品同様なのに!?スイッチが駄目?」

以前交換したコタツコードはスイッチが動かなくなり電源が入らなくなったので、中の部品の不具合かなと思いスイッチを分解点検。これも異常なし。

 

まだ電源コードは新しいのに、コードが駄目なようです。

残るはスイッチから本体の間が駄目か?若しくは差し込み(プラグ)からスイッチの間か?

 

結果、前者の差し込みからスイッチ間のコード断線。

見た目では全然コードの痛みは見られません。そこで、以前使っていたコタツコードは保管していました。スイッチを交換すれば使えると思い仕舞っていたのでした。

 

「よし!以前のコードを生かそう!中の電線を覆うゴムも状態は抜群。使える!」

 

 

スイッチ内部に使えるコードを接続し、修理完了!寒い思いはしません。(´∀`)

 

妻から、

 

「余計な出費、でなくて済んだね!」と喜んでくれました。

 

新しいコード代は出ることもなく手済みましたから、

 

「何処かでかけた時の食事代にしようか!」と私は言いました。一寸した修理ですが、面白いです。(⌒▽⌒)

 

テスター片手に、時間に追われドタバタ働いてた整備士時代を懐かしく思い起こした夜でした。