昨年の夏頃、突然わたしの中に読書ブームがやってきて、それは今も続いています。
そこから読んだ本が20冊なので、月平均4、5冊というところかな。
古本屋さんに行って、ゆっくり見て回り、目に留まった本を数冊購入し、お風呂に浸かりながら読むのが日課になっています。
古本なら、お風呂の湯気でぶよぶよになっても、まあ、いっか、って思えるから笑
(実際にはそんなにぶよぶよにはなりません、長風呂しすぎてじぶんがシワシワになります)
さて、そんな中、古本屋さんでやたらと目について手にはとるけど購入には至らない本がありました。
何度通っても目に留まる、でもなぜか買わない。
そしたら、お友達がいい本あるよ、とまさにその本を貸してくれたんです。
なんという偶然・・・・
「鏡の法則」という本です。感動して泣きながら一気に読みました。(内容はまた機会があれば)
その中に著者である野口嘉則さんがオススメする本が数冊記されてました。
書き留めて古本屋さんで探してみると、2冊だけみつかり購入しました。
そのうちの1冊が、「3つの真実 人生を変える"愛と幸せと豊かさの秘密"」という本でした。
これも野口嘉則さんの著書です。
鏡の法則もこちらも、物語形式になっていて、すーっと頭に入ってきます。さらに心の奥深いところまで入ってきて、ストンと落ちていく本でした。
何度も読み返したい本です。
でもその本はわたしのとても大切に思っている人にあげました。どうしても読んで欲しかったから。
本をあげた頃、その人は心がとても弱っていました。仕事で大きな転換期を迎え、大きな不安や、家族の心配、いろんなことを抱えて押し潰されそうになっていました。
新しい任地に向かう飛行機の中で、その本を読み終えたそうです。
すっと腑に落ちて、とても感動したというメールを貰ったのですが、それまでとは心の在り方が違っているのを感じました。
畏れを抱え込まず認めた上で、感謝を込めて臨むと、前向きで力強い言葉が書かれていました。
ある人が、「点の出会いが繋がり、線となり面となり、感動を生む」のだと言っていたのをおもいだしました。
わたしの読書ブームは、彼にその本を渡すためだったのかも、とさえ思えます。
少しでも彼の役に立てたなら、こんな嬉しいことはないです。
彼もまた、いろんな点が線となり面となったのだと思います。状況が変わったわけではないけれど、彼ならやり遂げて前に進んで行けると信じています。
出会いに感謝です。