遅ればせながら「鬼滅の刃 きめつのやいば」を見てみました。

着物の柄が素敵ですね。
市松模様や麻の模様。
見ているだけでもワクワクです。


市松模様とは



市松模様とは

市松模様は碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様で、いわゆるチェック柄と同様の模様です。元々は石畳のような柄だったため、「石畳」と呼ばれていました。江戸時代中期に、「佐野川市松」という歌舞伎役者が舞台でこの模様の袴(はかま)を着ていたところ、当時の女性の間で大流行しました。それ以来、「市松模様」と呼ばれるのが一般的になっています。


市松模様の意味

市松模様は、その柄が途切れることなく続いて行くことから、繁栄の意味が込められています。市松模様はその「繁栄」の意味から、
子孫繁栄や事業拡大など縁起の良い模様として沢山の人に好まれています。

また同様の理由から、市松模様は2020年の東京オリンピックのエンブレムも採用されています。
東京オリンピックのエンブレムに採用されている市松模様は、通常の同じ四角形が組み合わさった模様ではなく、3つの四角形が組み合わせてある市松模様担っています。
そこには、多くの文化や国が関わり広がっていく事による「多様性」を表現したいという思いが込められているようです。


麻の葉文様とは


大麻の葉をあしらった図柄。日本の伝統的な文様。基本的な形は正六角形で幾何学的な形である。葉の形に似せていたり様々な種類がある。麻柄。平安時代には仏教の尊像の衣服の図柄に使われており、次第に普及し、江戸時代には着物の流行の図柄となり、赤子の産着としても定番の柄である。



そして、歌舞伎ともコラボになってますよ!


TVアニメ「鬼滅の刃」と「歌舞伎座」がコラボ!「鬼滅の刃×歌舞伎座芝居茶屋」実施決定!
★期間:4/3(金)~4/26(日)まで★場所:東銀座・歌舞伎座(歌舞伎座ギャラリー5F・4F回廊・地下2F木挽町広場)入場プランなど詳しくは→kabukimetsu.com




鬼滅の刃』(きめつのやいば)とは。
吾峠呼世晴による日本漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年11号より連載中。大正時代を舞台に、主人公が家族を殺した「鬼」と呼ばれる敵や鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚


このアニメがブームになっているということは、日本の美意識の再構築ですね!