★☆★ \ 足育日和 / ★☆★
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・
JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。
本日は、足育にまつわるあれこれを綴る
メールマガジン《足育日和》のバックナンバーをお届けします。
今ではよく聞かれるようになった「おむつなし育児」。
私は、この言葉が広まるきっかけとなった研究、
「赤ちゃんにおむつはいらない」(三砂ちづる先生他)
に参加していました。
前回の号では、当時の手記を元に、
「おむつなし育児をやってみて良かったこと」
をテーマにまとめました。
→http://ameblo.jp/morinone-asuka/entry-12223094037.html
今号では、
「おむつなし育児で困ったこと、疑問に思ったこと」
をお送りします。
【困ったこと】
私が困ったことは、大きく2つありました。
まずは、私の体調が悪い時です。
体調が悪くて1日寝ているような日は、
起き上がっておまるにささげるのは大変でした。
また、そろそろオシッコではないかと気になって、
落ち着いて休めないこともありました。
今になって思えば、
ちょっと一生懸命にし過ぎてしまいましたね。
肩の力を抜いて、
「赤ちゃんのうちに、1回でもいいから、
おまるでする経験をさせてあげればいいか~」
という気楽な気持ちで大丈夫なのですが、
当時は本当に一生懸命でした。
もう一つ困ったことは、
おしっこをしたい訳ではないのに、
わざとトイレサインを出すのが続いたときです。
だいたい1歳2か月頃のことでした。
構ってほしいときになると、
わざとトイレサインを出すのです。
トイレサインを出されると無視もできず、
連れて行っても出ないことが何度も続くと、
正直なところイラッと感じたこともありました。
私に心のゆとりがなくて娘に気が向いていない。
だから、娘はわざとトイレサインを出す。
そして、私はゆとりがないので、
いつもより堪忍袋の緒が切れるのが早い(苦笑)
そんな悪循環に、はまってしまった時がありました。
構ってと意思表示ができるのも、娘の心の成長です。
私はそれを受け止められる余裕をもつために、
気力体力を充分に整えておくことが、
とても大事だったんですよね。
ちなみに、娘と同じような行動は、
おむつなし育児に取り組んだお母さんたちから
数多く報告されているそうで…
「チッチ詐欺」
と、おむつなし育児に関わる人たちの間で呼ばれています。
【疑問に思ったこと】
おむつなし育児をすると、
早く排泄が自立するのだろうと思っていました。
しかし、具体的にいつ頃に自立するのかは
分からなかったので、
「このまま粗相させ続けて大丈夫だろうか?」
と、不安になる時期もありました。
おむつなし育児研究チームの会合のときに、
和田知代さんから、
「パンツで過ごしている
さくら・さくらんぼ保育の子ども達は、
1歳半~2歳頃まで粗相をしている」
という話を聞いて、一安心しました。
その後、おむつなし育児アドバイザー養成講座でも、
「大人が”おむつをはずす”ということと、
子どもの”排泄が自立する”ということは、
まったく別の話である」
と伺って、深く納得しています。
「おむつなし育児で困ったこと、疑問に思ったこと 」
をまとめると、次の通りです。
○困ったこと
(1)体調が悪い時に落ち着いて休めない(と思っていた)
(2)チッチ詐欺に振り回された
○疑問に思ったこと
(1)いつ頃になったら排泄は自立するのか?
→多くの子どもが1歳半~2歳で自立します
次号では、
「おむつなし育児に興味をもつお母さん・お父さんに伝えたいこと」
をお送りします。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。