先週から+10万円となった。

証券口座は現金100%で100万円。

 

先物口座はオプションはやめて先物ミニの売りで遊んでいた。昨日の夜にスルスルと下がったので利確した。15万円ほど儲けた。来週の動きはわからない。今週はもっと下落するかと思ったが、あまり下落しなかったので、一旦は戻すかもしれない。その時はまた売りたいな~と思っている。

 

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今年の相場はみんな常識に染まっている感じがする。その常識とは。

 

①円安はどんどん進む。介入しても無駄。中長期で円安になる。

②日本株は上昇する。一時的に調整しても上昇する。

③米中対立は米国の圧勝!中国は明日にでも破滅モード。

 

この常識が覆される一年になるかもしれない?なんて思い始めた。①②は置いておく。③についてはどうも違うような気がしてきた。先日紹介した谷本さんの本によると、中国のグローバルの国家目標は、経済的に技術的に世界の国々が中国に依存してくることを目指しているそうだ。

 

テスラのイーロンマスクは自動運転は中国の百度と組んで進めるそうだ。バッテリーだけでなくソフト面でも中国頼りとなってきた。アップルは4月30日の日経の記事では中国系企業からの部品調達が上昇しているようだ。中国は最初は低品質だけど平気で事業を拡大していく。そして気が付けばそこそこの品質で割安な製品で世界シェアを取っていく。

 

たぶん、今、スマホがそうなっていると思う。中国製スマホはあちこちでガチャガチャやっているけど、途上国では高シェアを押さえている。EVも低品質らしいけど、そのうち世界シェアを取って来るんだろう。

 

住友化学が大赤字をだした。石化事業は韓国も赤字のようだ。中国が設備過剰で生産過剰らしい。中国のデフレの輸出だ。米国のイエレンが中国に飛んでデフレ輸出はやめてくれ!と懇願したけど無視された。相場飛雄馬は思うけど、中国はわざとデフレ輸出をしているんじゃないだろうか?狙いはG7の産業潰しと思う。

 

既に手遅れじゃないの?と思うのが米国だ。人件費がバカ高な米国は製造業はほぼ無理なんだろう。ボーイングが自社の技術陣をリストラしてインド人に外注したら、飛行機が墜落した~ブブブブみたいなことがあった。ほぼすべての製造業がボーイング化していると思う。アップルは自社株買いと増配をやるようだ。アップルは自己資本比率が低いことで有名だ。社債を発行して借金で株価を上げるんだろう。米国企業はみんな同じ事ばかりしているようだ。自社内の技術開発はおろそかで外注に頼り、社債を発行して自社株買いや増配をしていく。

 

今のドル高&人件費高で米国の産業の競争力はガタガタになっていると思う。AIと言っても超ブラック労働が必要のようだ。データ入力や修正等のはてしない超ブラック労働が必要だ。米国は同じ英語圏のケニアや南アフリカや南米のベネズエラに外注しているようだ。

 

この米国企業の外注体質は怖いのだ。米国の政治家は威勢が良いけど、各企業は別のようだ。アップルでも中国企業から調達比率が高まれば、日本企業のそれは減少するだろう。諸外国の企業を比較して安いとこに外注し、国内ではインフレだ~と馬鹿高値で売る。中国企業は米中対立のため大挙してメキシコやフィリピンに進出しているそうだ。結局、米国の中国系企業からの調達は笛はしても減りはしてないようだ。人件費馬鹿高の米国では技術的な面でも自国では製造できなくなっているように見える。

 

そして、中国がここから更にあらゆる産業でデフレ攻勢をしてきたら、日本企業の住友化学化が起きるかもしれない。半導体製造メーカーも西側諸国向けの販売は伸びてない。中国向けが伸びたらしい。と、言う事は、次に来るのは中国からの半導体の安値攻勢になるに決まっている。そして、中国はどこかで、人民元もドルも希薄化してくんだ~そんなペーパーマネーはどうでも良いんだ~世界のハイテク産業を中国に集中するんだ~産業と技術が残れば世界はひれ伏すんだ~と考えているかもしれない?

 

そして、相場飛雄馬が不思議に思うのは、米国は自滅しようとしているように見える。不法移民にどんどん金を与えている。目先のGDPには貢献する。しかし、財政はどんどんボロボロになっていく。中流階級がインフレや負担増に喘いでいるのに、不法移民にばら撒いている。そして、もし、不況が来れば、犯罪集団になるだろう。米国民は汗を流す仕事はしなくなった。外注ばかりのIT産業とペテン師的な金融産業だけだ。最近、ホント、米国はスカスカだな~と思う。資産バブルが終わったら米国は歴史の曲がり角を迎えるんだろう。

 

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