2023年もあと少し。売り物ももう切れると思う。そう思って、昨日、三菱UFJ、三菱重工、三菱自動車を信用で買った。どれも今まで冴えないチャートをしている。水曜日以降は上向く?と思っている。2024年の予測をあれこれ見てみた。みんなバラバラでワケワカメだ。片山晃さんと言う60万円から100億円以上にした個人投資家の予測が日経新聞に22日に紹介されていた。

 

あまり明るくない予測だ。自分で戦ってきた人の見方は慎重と言うことだろう。インデックスの上げ下げよりも2024年は銘柄選別をしっかりやる必要があるようだ。新NISAも始まるし、株主還元&利益成長と言うことのようだ。無配当株には厳しいのかな?NTTとラインヤフーで行こうと思っている。売られまくっているセガサミーなんかこれから拾うと面白いのかな?

 

米国株に関しては、あのバフェト太郎さんは強気だ。金利下げが株高を支えると言う見方が多いようだ。米金融機関の偉い方が言っていたけど、そんな米国株のリスクは2つあるそうだ。

 

①金利低下に乗り遅れるな~と買いが殺到してメルトアップが発生する。

②中国と欧州経済がボロボロになっていく。

 

①は早ければ来月でもあり得るのかな?雇用統計や消費者物価指数に弱い数字が出てくるとあり得る。次のFOMCは1月末と3月19日~20日だ。そのどちらかの前にあり得るかもしれない。②はそうなるんだろう。中国と欧州だけじゃなくて米国も怪しいもんだと思う。

 

2021年のGDPだ。中国は日本の3倍になっている。米国ですら抜きそうだ。ほんの数年前だけど、今はボロボロになっている。欧州のEUは中国と同じ18超ドルくらいだそうだ。一部の経済学者からGDPに対する懐疑が生じているようだ。GDPがさっぱりな日本の方が、社会は安定しているし、物価は安いし、生活は楽だ。年配者は気楽に病院に行っている。

 

中国も米国もGDPを増やすためにドーピングしまくったと思う。中国はアホみたいに住宅投資をして膨大な住宅ローンが残った。米国はGDPを上げるために、医療、教育、住宅が異常に高騰した。一種のカルテルみたいに馬鹿高値段にした。経営サイドはウハウハだろう。でも国民の不満がボチボチ爆発しないのかな?大半の米国民は借金漬け生活と聞く。2024年はこのドーピングがいつまで効くか?と言うことだと思う。

 

米国は刑務所の囚人が220万人、日本は4万人。ホームレスは60万人、日本は4千人。日本のホームレスは国や民間団体の支援がありピークから1/6くらいになっているそうだ。日本は何かが問題化するとワイワイと世論が騒ぎだして、国や民間団体が動きだす。そして、時間はかかるけど、着実に解決に向かって動きだす。

 

バブル崩壊もそういう事だろう。あの当時、もう家が買えない~と世論が騒ぎ出した。世論に応える形で日銀と当時の大蔵省が動きだした。そして見事にバブルは崩壊した。それから失われた数十年が続いた。色々苦しいことはあった。しかし、社会は安定している。文化も世界的に見て強い。治安の良さは世界から観光客をひきつける。

 

バブルを早期に治療した!と言うことで、日銀の三重野総裁は再評価される日が近いんじゃないのかな?中国はアクセル踏みっぱなしで、今や国が崩壊する?とこまで行っている。米国国民はバブルの蜜を吸えて来たけど、今や毒になったようだ。若者のZ世代はアメリカンドリームに幻滅して、今や7割が社会主義志向でトランプ前大統領は大嫌いと聞く。日本のインフルエンサーは年寄りばっかりだからこの米国の若者の心情に疎い。

 

2024年は米欧中と内政が大変になるんだろう。米国は大統領選だし、中国の習近平政権は持たないと思うし、欧州はイスラエル・パレスチナ問題が飛び火して深刻化するだろうし、政治の年になるんじゃないだろうか?

 

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