これが相場飛雄馬のバイブルだ。日本の内閣府が公表しているのに、不思議とメディアも学者も評論家も言及しない。高齢化人口減少を超ハイテクで乗り切ろうとする計画書だ。政府が一番先進的で進んでいて斜め上のことを考えている。政府のムーンショット計画が一番面白い。

 

AI、ロボット、IoT、アバター化、メタバース、生産現場の無人化・・・このあたりの事はよく聞く話だ。しかし、この計画書の中で、エネルギー消費を1/1000にと書いているが、これはかなり衝撃的だ。日本のエネルギー消費が一番多いのは実は製造業で、特に鉄鋼や化学なんかの素材系だ。

 

近未来は、この素材系製造業が急速に縮小していくと思われる。それは出口の消費が激減することを意味する。出口とは、高層ビルや高層住宅やインフラや自動車・・・大量生産&大量消費や大開発・・・そんなやり方は曲がり角になるんだろう。

 

我々は3Dプリンターの小さな家に住むんだろう。そしてアバター化してサイバー空間の中で仕事したり旅行したり勉強したり交流したりするんだろう。人の移動は激減するはずだ。飛行機も鉄道も自動車もどんどん縮小していくと思う。製造業は基本的にリサイクルできないものは製造禁止になると思う。住宅も自働車も所有するものではなくなると思う。所得に応じてリースする形になると思う。

 

サンフランシスコの都心部が荒廃しているそうだ。中国では富と思われていた住宅価格が下落している。住宅ローンが残り、不動産=負動産となっている。これは全世界の未来を表していると思う。リアルの富はどんどん減少していくんだろう。米国の住宅も今がピークでこれから中国の後を追うと思う。2024年からは武者の言う新産業革命を担う企業の株価は上昇していき、旧態依然の古い資本主義の企業の株価は低迷していくのだろうか?

 

NTTとラインヤフーを2024年の主力株にしようと思っている。NTTの光半導体はエネルギー消費量を1/100にするそうだ。そして春には日本語特化のAIを発売するようだ。ラインヤフーは日本のIT企業のど真ん中だ。いつかアバター事業をはじめるだろう。両社とも価格が低い。NISAがはじまればスター株になると思う。国民をNISAに誘導するために低価格にしているんだろう。そしてムーンショット計画のド真ん中企業と思う。

 

あと10年後か20年後かはしらないけど、我々はロボットとの共生社会を築くんだろう。不思議な不思議な旅を経験できるかもしれない。2024年から新陳代謝で、伸びていく企業、老化排出されていく企業と鮮明化していくかもしれない。

 

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村