実験教室のkuma先生がすすめる 夏の自由研究

実験教室のkuma先生がすすめる 夏の自由研究

実験教室を主宰しているkumaです。

夏の自由研究は、自分の世界をひろげるチャンス。
始めるまでは気が重いですが、
やり始めれば夢中になります。
このブログでは、かんたんで楽しい、夏の自由研究を紹介します。

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こんにちは  倉橋です。

あなたは、セミの羽化を見たことがありますか?


私は、大学生のときに、初めてセミの羽化を見ました。
衝撃でした。

公園で座っていると、いつの間にか、
私を樹木とまちがえた幼虫が上ってきていて、
私の肩で羽化を始めました。

動くに動けず、羽を伸ばすまで、
その場にいました。

こげ茶色の幼虫から、青みを帯びた白色の成虫が、
ゆっくりと出てくる。
その姿は、神秘的で、息をのむような美しさでした。

ほんとうに、きれいだった・・・・。

以来、何度も、セミの羽化を見てきました。

時には、羽化に失敗して、
死んでしまったものもいました。

羽化は、命がけです。

この世界に生まれることは、
細い不安定な橋を、
必死に渡ってくること。

なんて、えらそうなことを書きましたが、
セミの羽化をみると、
この世界に生きているすべてのものに、
優しい気持ちになります。

すみません!

個人的な思い入れが強く、
前置きが長くなりました。

セミの羽化は、今の時期しか見ることができません。
この夏、セミの羽化を、ぜったいに、見てほしい。

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いつ、どこに行けば見られるの?
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◇場所
街中の公園の木の根元。
道路わきの植え込み。
家のまわりの木の根元。
どこでもOKです。

わざわざ、大きな公園や森に行く必要はありません。

昼間に、
セミの抜け殻のたくさんついている木。
木の根元の地面に、親指大のセミ穴が開いている場所。
そのあたりを、探しておいてください。

夕方になると、穴の中で、
「出ようかな?どうしようかな?」と
顔を出している幼虫にお目にかかることもあります。

◇時間
夕方の6時くらいから、8時くらいが見頃です。
暗くなると見えにくいので、6時ころがお勧めです。

ただ、雨の日や、風がとても強い日は、
あまり出てきません。

逆に言えば、雨の日の翌日の夕方などは、
前日に出られなかった子たちもでてくるので、
大にぎわいです。

私は、大雨の翌日の夕方の公園で、
ざわざわ音を立てるかのように、
20匹くらいの幼虫が、
いっせいに木に登って行くのを見たことがあります。

セミの幼虫、
風が強い日などは、
ボトッという音をたてて、
木の上から幼虫が落ちてくることがあります。

木に戻すと、
そのまま登っていく幼虫もいますが、
中には弱ってしまって、木に登る力もなく、
そのまま死んでしまう子もいます。

がんばって、頭だけ出して、
そのまま死んでしまう子もいます。

ほんとうに、
羽化は、命がけです。

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持っていくもの
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ライトやカメラは、
持っていきましょう。
そして、絶対に必要なものが、虫よけ

もう、に刺されます。
できるだけ肌を出さない服装で、
虫よけスプレー等は必須です。

幼虫を家に持って帰るときは、
ビニール袋に入れればOK。

ただし、袋に入れたら、
すぐに家に帰って、羽化させよう。

もたもたしていると、袋の中で、
羽化が始まります。

ただ、捕まえる幼虫は、
地面を歩いていたり、
木に登っている途中の幼虫にしてね。

木の枝や葉につかまって、
じっとしている幼虫は、
すでに羽化の態勢に入っています。

もう、足が固まっているので、
無理やりはがしても、他のものにつかまれず、
羽化が失敗してしまいます。

羽化の態勢に入った幼虫は、
さわらないでね。

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家で羽化をさせる
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棒のまわりにタオルを巻いて、
そこに幼虫をつかまらせます。

カーテンにつかまらせてもいいのですが、
どんどん上に上がって行って、
見えにくくなってしまいます。

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羽化のようす
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去年、撮ったアブラゼミの羽化のようすです。
参考にしてください。

セミの羽化 ←クリック

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自由研究を、もっと良くするために
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羽化の様子が、自由研究の中心になるけれど、
次のことに内容を広げると、
もっと研究が良くなるよ。

セミ博士だ!
みんなから、すごい!って言われるよ。

① オスとメスの区別

 セミも、オスとメスの区別があります。
 成虫は、どこで見分けるのかな?
 幼虫は、どこで見分けるのかな?

 どちらも簡単な見分け方があります。
 調べてみよう。

② セミの一生

 セミは、どこに卵を産むのかな?(土の中じゃないよ。)
 卵はいつごろ、ふ化するのかな?
 そのあと、どこで、何を食べて、
 どのくらいの期間過ごすのかな?

③ セミの種類

 身の回りには、どんなセミがいるのかな?
 鳴き声は、どんなかな?

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やってみよう
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セミの羽化が見られるのは、8月上旬くらいまでだ。 
もたもたしていると、すぐに終わっちゃうよ。

1.明日でも、セミの抜け殻とセミ穴をさがそう。
  幼虫が出てきそうな場所を探すんだ。

2.タオルを巻いた棒を、部屋の中にたて、
  撮影の準備をする。

3.夕方6時に、虫よけスプレーとライトと袋を持って出かけ、
  幼虫をつかまえてこよう。

疑問点があれば、どうぞ、質問してください。

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