月になった妻

月になった妻

H22年4月6日
全国交通安全運動初日に、交通事件遺族になりました
横断歩道を次男を抱いて青信号を横断中に右折大型車に妻を奪われました。
妻は即死、次男は妻が護りかすり傷ですみました。
妻が護った大切な息子たちと過ごしています

16年目の命日も乗り越えた

年度初めでバタバタとしながら

 

週末には敦賀市で開催された「生命のメッセージ展」へ

 

 

懐かしい仲間たちと再会

みんなと出会ってから時間がら流れたことを感じるが

出会った時の事もついこの間のように感じている

 

流れていく時間と、止まったままの時間。

二つの時間を過ごしながら

自分に出来る事を

無理しない程度に

家族と仲間と過ごしていくこと

 

涙は枯れる事はないけれど

大きくなった子供達と

仲間と過ごす時間に幸せを感じて生きる事が出来る

 

妻と過ごせないことは悲しいけれど

妻が託してくれたことは

私の人生の宝物

 

妻に会うのはもう少し先の事

ゆっくりと見守っててね

お土産話をたくさん作っていくからさ

あいしてるよ

 

 

暖かくなってきたので、

長男とお花を植えてきました

場所は、毎日通る交差点

16年前に妻がこの世を去った場所

 

時が流れ

景色はずいぶん変わりました

私の心も、当時のパニックのような痛みからは変化しました

それでも、妻を亡くした悲しみが消える事はありません

今は、妻に語りかけながら

ぽろぽろと涙がこぼれるくらい

 

妻の名を叫び、慟哭する事はなくなりました

ゆっくり、ゆくっりと、変化しているのだと感じています

いつまでも愛しています

 

ずいぶんと歩いたような気がするも

記憶を振り返れば

あの日も昨日もさほど変わらない

記憶は鮮明に残る

子供達も成長し

社会も生活も変化する

 

事件事故は相変わらず日々起きている

毎日どこかで悲しみと衝撃の中苦しむ人が

生まれている

 

子供達を社会と繋げ

自分で進めるように

声をかけ、背中を少し押すだけ

 

障害を持ちながら社会に出るのも大変だが

自分で立って進むように

体力と気力が自力で動けるところまで

育つように

先はまだ見えないが

ゆっくりでかまわない

 

良い仲間と縁が出来るように

父は願ってます

 

人生観や死生観が崩れるのも

普通かなと思う

その中でバランスを取り日常を繰り返し過ごせますように

 

妻と息子達に感謝しています

ありがとう

愛しています