1月7日
今日は七草がゆいただきましょ。
七草粥を鹿児島では、「ずし」とよび、
7歳の子どもは、
この日、近所にお重を持って
7軒のお宅からずしをもらいに行くという風習があります。
七草粥(ずし) は、鹿児島郷土料理です。
小さな頃、母に手をひかれて
七五三の時に着る着物を着て私もご近所をまわりました。
ずしには、すくすく育ちますようにという願いがこめられています。
お重に入れるので水分たっぷりのお粥さんという感じより
緩めの炊き込みご飯みたいですね。
その家庭家庭で少しずつ味が違うのですが、
実家の七草粥にはお餅や里芋などいろいろなものが入ります。
母も少し前まではもらいにくる子がいるかもと
七草粥を朝から大量に炊いていました。
今頃、作る量は少なくなったと思いますが、
父と2人で、幸せな気持ちで食べていると思います。
最近は、ご近所付き合いも少なくなりましたが、
こういう昔の人からのあたたかな気持ちの習わし
繋いでいきたいと思っています。
今朝作った
私風の鹿児島バージョンのずしの簡単な作り方です。
お米2合、炊く時の水分は、だし汁を使います。
だし汁の量は炊飯器の2合の水分量くらい
だしパック1個
みりん大さじ2
お酒大さじ1
薄口醤油小さじ1/2
塩ひとつまみ。
最初お米と一緒に炊く時の具材は
鶏もも肉、かまぼこ、干し椎茸(この3つはダシがよくでます)
1.5センチ角くらいに切った里芋。
里芋は、ほこっとしたお味になってそれはそれは美味しいですよ。
大根とかぶと彩りに人参。
ご飯が炊けました。
サイコロ状のお餅を加え、蓋をして5分ほど蒸らします。このお餅がまた美味しい!
そのあと、葉っぱ類を加えて2分ほど蒸らし完成です。
七草は、最近はスーパーに売っているので、そちらを使っています。
葉っぱを入れて蓋をして2分ほど蒸らします。
七草の香りがかけぬけて、
あ〜厄除けしたって気持ちになりました。
夕飯でもいいので、今日は、七草粥食べてね。
皆さまも、今年も元気で過ごせますように。
管理栄養士 ゆのきりょうこ