どうも、もとふくろうです。
今回は、前回予告させていただいたとおり、
もとふくろうの手びねり初体験を記事にさせて頂きます!
<< ※注意※ ここから特にオチの無い話が長々と続きます>>
<< 読み飛ばしても何ら問題はありません >>
おもえばもとふくろう、このお仕事をする以前に最後に粘土に触れたのはいつ頃のことでしょう。
悠久の記憶の果てに、かすかにその光景は浮かびますが・・いやはや歳は取りたくないもの、思い出したくない記憶ばかりが掘り起こされます・・。
小学校の卒業記念に作った手びねり陶器のペン立て・・こだわりにこだわって創り上げた、
モアイ型のペン立て・・。素晴らしい焼きあがりでした。よもや世界にこのモアイ型ペン立てを超える作品などあろうものか、と。こんな小学生らしい思い上がりはわたくしだけに限るわけではなく、わたくしの友人も同じように彼自身の作品に
熱い思い入れがあるようでした。
飛行機型の物入れを作った彼はこう言いました。
「
おれのやつのほうがかっこいい!」
それに対してわたくしは、
「
おれのほうがよくできてる!」
そんな意味のない意地の張り合いは、時としてその方向性を誤ります。
「よし!滑り台から飛ばそうぜ!!」
彼が提示した勝負は「滑り台の上から作品を滑らせ、飛距離が出たほうが勝ち」というものでした。
およそ小学6年生、2ヶ月後には中学1年生の男子とは思えないその発想に薄ら寒い予感が走ったことは記憶しています。しかしながら、男の世界において日和見すること、逃げ出すこと、それは直接敗北を意味するということは・・世代を超えたルールです。陶器をそんな風に扱ってはいけないという根源的なルールに関しては完璧に無視した上でのことですが。
まずは彼が先に滑り台に上がりました。豪快に滑り台から自分の作品を投げ飛ばす友人、吹っ飛ぶ飛行機型の陶器。彼の作品は無事でした。無傷です。軽やかに滑り降りてきた彼の表情には、やり遂げた男の誇りのようなものすら見えます。次はお前の番だ、と無邪気ながらも男気あふれる目で語りかけます。
負ける訳にはいかない。彼より豪快にこの滑り台から発射するのだ。さもなければ明日はない。プレッシャーがわたくしの身に宿り、転じてエネルギーとなります。大きく振りかぶり、作品を滑り台に豪快に投げ込もうとしました。
その瞬間、わたくしの視界の天地が逆転しました。足を滑らせたのです。
滑り台の頂上で不恰好に腰を打ちつけるわたくし、その拍子に手を離れる作品。それはそのまま、本来滑り落ちるはずだった滑り台のコースを遥かに外れ、重力に従いゆるやかな放物線を描いた後、まっすぐと地面にたたきつけられ粉々になりました。幸いわたくし自身はほとんど怪我はありませんでした・・。
一体なぜ、こんなことになってしまったのか・・それは今の私でも十分に理解することはできません・・。
しかし、ただひとつ言えることがあるとすれば・・
「陶器を大切にしなければひどい目にあう」今、この仕事をするようになって、そんな因果を感じずにはいられない次第です・・。
<< 長くてくだらない話ここまで >>本当に長々とすいません・・。
ということでここからはちゃんと、体験した「手びねりコース」を紹介したいと思います。手びねりコースがどんなものかは
前々回の記事で簡単に紹介していますのでご参照ください。
一応、わたくしもとふくろう、杜の陶芸教室スタッフということですが、上のよくわからない思い出話でも触れております通り、なにか趣味で陶芸をやっていただとか、以前仕事でやっていた、みたいなことは一切ございません。陶芸に関しては本当にズブの素人でございます。
手びねりコースでは最初に5~10分ほど基本的な作り方を教えてもらえます。

こちらが、今回教えていただいた杜の陶芸教室先輩スタッフの青木さんです。
今回教わって、少し勘違いしていたのが「手びねり」自体は簡単で手軽であっても、立派な陶芸であって「プロの人は手びねりはやらない」とかそういうことではないようです。もちろん、何も教わらずに粘土をこねているだけでも作品は作れるのですが、今回は本格的な手びねりの仕方を教わりました。
今回教わった「ひも作り」は手びねりの基本的な作り方で、コップや茶碗を作る場合は普通このひも作りで作るそうです。ひも作りは、まず器の底となる部分を切り出し、その上にひも状に伸ばしたねんどを重ねながら器のかたちにしていく、というものです。

見様見真似でひも作り、やってみました。まだ一段目です。
※申し訳ありません・・カメラのバッテリーがここでなくなってしまったため1段目の写真しか撮れませんでした・・。・・・・ということで紐を重ねていくこと4段、形を整えて、取っ手をつけて完成です。

見事なコーヒーカップが完成しました!だいぶすっ飛ばしましたが完成しました!先輩スタッフの青木さんいわく「初めてなのに早くて丁寧!」だそうです!いえいえ、青木さんの教え方がわかりやすくて優しかったからです!
はっ!・・まさかお世辞・・。
そんなことは考えないようにしましょう・・!
とにかく、ほんとに初めてのわたくしでもしっかりとしたカップを作ることが出来ました。上にも書きましたが、ほんとにスタッフのレクチャーがわかりやすく、たとえわからないことがあってもすぐにわかりやすく教えてもらえます。早くわたくしも青木さんのように教えられるようになりたい・・!
ちなみに、焼き上げもまだで色もついてないので最終的にどんなものになるかはわかりませんが、作業が進み次第、またその写真も紹介したいと思います。
楽しみです・・!