大山祇神社は瀬戸内海の大三島にある神社です。
大山積神を祭神とし、全国の山祇神社、三島神社の総本社で日本総鎮守です。
山の神、海の神、戦いの神として源氏、平家をはじめ多くの武将が武具を奉納し、国宝などの指定をうけた日本の甲冑の約4割をこの神社が有しています。
源義経が奉納したヨロイ(赤糸威鎧)もあります。
朝に行きましたが、空気がピンと張りつめて、清浄な雰囲気で、まさにパワースポットという感じでした。
また、この神社には、天然記念物「大山祇神社のクスノキ群」があります。
境内にある「乎千命御手植の楠(おちのかみてうえのくすのき) 」です。
大きさは蒲生のクスには劣りますが、古さでは上回ります。
樹齢2600年、根周り20m、高さ16m、国の天然記念物です。
蒲生のクスの倍以上の樹齢ですが、元気な枝振りです。
2600年も生きてきた威厳を感じました。
実は、この神社にもっと古い、日本最古の楠と言われている木があります。
天然記念物「能因法師の雨乞いの楠」です。
ほとんど枯死しており、「金葉和歌集」大治2年(1127)に記述があり、樹齢3000年といわれています。
枯れてはいても、3000年もの歴史を刻んだとても迫力のある木でした。
大山祇神社は、しまなみ海道とあわせてまた行ってみたい場所です。
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