死ねばいいのにいきなりですが、本のタイトルです。「死ねばいいのに」京極夏彦氏の新たな作品です。妖怪シリーズとは変わり、現代のある若者を中心に書かれています。その若者を通じて色んな人の人生を垣間見る事ができ、面白くて一気に読んでしまいました。人の心の闇を暴くのは、憑き物落としの陰陽師、京極堂シリーズと共通するのかもしれませんね。京極夏彦氏の作品は大好きです。「告白」が好きな人にはオススメかも。