『チェ28歳の革命』を観ました。
キューバ革命を知らないと少し難しいかもしれません。
モーターサイクルダイヤリーズと違って、客観的に話が進みます。
変に英雄視するよりも良いと思いました。
司馬遼太郎さんが言ってましたが、事実が歴史になり物語にするには、100年かかる。
まだ50年位だと家族などが生きていて生々しく、批判的な事などは書きにくいのです。
確かにキューバには、カストロは健在ですし、なかなか映画にするのは、監督、役者を含めて難しかったと思います。
しかし主演のデル・トロのゲバラへの成りきりぶりは凄いです。
ドキュメンタリーのようでした。
また最初確か82名のうち、最後まで生き残ったのは12名というゲリラ戦はリアルでした。
革命家は、非業の死を遂げます。
坂本龍馬然り、高杉晋作然りです。
だからこそ、チェ・ゲバラも語り継がれるのでしょう。
続編の『チェ39歳別れの手紙』も必ず観ると思います。