なんだか大忙しです。

世間はGWだというのに、２週間ほど前からノンストップ、三姉妹で山姥宅のお掃除やらその他手続きやら・・・・。

木曜日には東京を走り回り面倒だった手続きの多くをやっつけ、くたくたで帰ってきました。

金曜日、やっと予定のない時間。

とりあえず疲れ果てたので室内で静かに過ごそうと思っていたのだけれど・・・・、午後いちでアーボリストからのお誘いがあり、ちびからの奥さんと一緒にサンショウ摘みに出ることになりました。

いいお天気でお遊び日和。

どうせ疲れるなら楽しいことで疲れたい。

もうやけっぱちで遊びに出ました！

世間はGW！

もうヤマナシの花が満開！

山姥ーーー！

もうヤマナシが咲いてるよーーーー！！

アミガサタケ。

アーボリストの夕食に。

鹿の食い残しのフデリンドウ。

トチの花のつぼみ。

古巣見っけ。

しっかりとした枝に囲われて、優良物件。

私とちびからの奥さんとの秘密の銘木をアーボリストに紹介しました。

コブコブ付きクリの木。

クリコブモク、と言われて板材は何百万円もするとか。

せっかく生きているのだから、板材の話などせずに、ただ、万が一ナラ枯れなんかで枯れちゃったりしたら、そしたら銘木として生まれ変わるのもよし。

森の中に何故か人力車の車らしきものが捨ててありました。

なんかいい存在感です。

「ノンナットンに持って帰りなよ。」と奥さんに言われたけれど、うーーーん、素敵だけれどそういう問題なのかなあ？？

道草食いすぎてサンショウの採れ高が悪かったので、二日間かけて歩き回りました。

目的のサンショウも「道草食い」だけれど。

昨日の夕方には十分収穫できてミッションコンプリート、家に帰って来ると、今別れたばかりのアーボリストから電話が。

「アナグマが引かれています！どうします！？」

「どうします？」って、どうしますのよーーーー。

いえ、アーボリストが言う「どうします？」は「食べます？」ってことですが。

こういう話題はここではよくあるものの、私はこれでもフツーに獣さばいたことはありません。

せいぜいアーボリストにむき身の鹿の後ろ脚もらった時にさばいたくらい。

大変だったーーーー。

で、お疲れついでにやけっぱちで二日間遊び歩いて、更に夜はアナグマさばく、ってのは無理だな。と。

アーボリストも同じ気分だったようで、さんざん悩みましたが、アナグマさんは車道から森の中へ移動してあげます。って。

毛並みのいい女の子だったそうです。

夜、この話を夫に話すと、夫の職場からウチまでの帰り道、ほんの３キロほどの道のりに少なくとも３か所以上のロードキル（動物の交通事故死）の痕跡があったって。

「道はどこも血まみれだよ。」って。

この土地の事情を知らない観光客がガンガン車を飛ばしてくるのです。

動物たちにとっては死のGWです。

車道の下をくぐれるような獣道を何カ所か作れないものかしら。