もはやこの村も「避暑地」ではありません。

夏休みの野球少年たちも炎天下のグランドで大丈夫かしら。

 

ここでは梅雨の間、始めと終わりは数日降ったものの、それほど雨は降らず、ずっと夏日・真夏日が続いていました。

 

おかげでどんどん夏の花が咲き、今では夏の終わりの花が咲き始めています。

 

8月末には花のネタがなくなっちゃう。

 

ヒヨドリバナにミヤマカラスシジミチョウ。

 

森の中にはクロコノマチョウ。

 

「私は見えない 私は見えない」と念じているヤマアカガエル。

見えてるよ~。

 

野良仕事の夫にくっついてきたのはオオミズアオの幼虫。

ヨツボシの角がチャーミング♡

 

そんな夫がこのところ気にとめているのは薪小屋のカブトムシたち。

 

夫が軽くホジホジすると、「見ないで~。」とおっきなイモムシが。

 

この数日後、別の所では

 

「ここだよ。」と夫。

 

うーーーん、まだ眠いよう・・・・。

とカブ子。

 

脱皮したばかりのようです。

この隣にはまだ蛹のカブ男もいますし、薪小屋の木くずの山の中に3~40匹はいる。と夫は推測しています。

 

なのでどこからカブトムシが出てくるかわからないので薪小屋の障害物を片付けさせました。

 

真ん中の段ボール箱はカブ子が入っている穴のある所。

踏みつけないようにって。

 

「カブトたちが巣立つまで作業しにくいよ。」

 

ところがカブトムシって、脱皮したらその日のうちに飛び立つわけではないようです。

 

「当たり前じゃないか。まだ茶色いぞ。」

と夫。

 

カブ子はその後ほとんど一週間、穴の中でもぞもぞやっていました。

これほどお寝坊さんだとは知らなんだ。

 

で、今朝やっと穴から姿を消していました。

穴の中には抜け殻だけが残されて。

 

ノンナットンに行くんだよ。

裏の水工場の光に近づいちゃいけないよーー。

 

夫が持ち帰った森の朽ち木。

 

「枯れ木が倒れ掛かっていたから蹴ったら、これが俺の頭に落ちてきた。」って。

 

ばっかじゃないの?

そういうことするときにはヘルメットかぶりなさいよーーーー。

 

「暑くって無理!」

 

中が空洞だった朽ち木、空洞の中身にはこの毛玉が入っていたと。

 

なるほど、キツツキの巣だったみたいです。

 

冗談じゃないわよ、キツツキの巣が頭に当たって死んじゃったらどうするのよ。