おはようございます森野です。
先週の土曜日に墨田区三療師会主催のセミナーに行ってきました。
セミナーは二つあり、一つ目は長谷川先生という当院もお世話になっているドクターの認知症のお話で、二つ目は東京都鍼灸師会の名越先生の陰陽のバランスという内容でした。
認知症のお話は最新の医学から認知症の鑑別や発生機序のお話をして頂きました。
僕たち鍼灸師や按摩指圧マッサージ師も高齢者のリハビリやケア、治療に携わる事も多いのでち知識として知っておかなければならない内容でした。
二つ目の陰陽のバランスのお話では、名前からして東洋医学に寄ったお話になるのかなと思いましたが、どちらかというと何故病気が起きるのか、ストレスを抱え続けると体にどういった症状が起きるのかといった現代が抱える問題(うつや過労死等)についてのお話でした。
このお話では東洋医学というものをより柔軟に考える必要性を考えました。
僕は基本的に鍼灸治療に関して偏った考えというものが嫌いです。
例えばこのツボを刺激すれば何々が治る!みたいな物だったり東洋医学や西洋医学に妄信的に偏りすぎた施術は危険な物だと考えています。
そもそも、ツボで何々が治るみたいな簡単な物であれば、鍼灸師は必要ない事になります。
そうじゃないから鍼灸師も日々勉強してますし、最新の医療の常識等は意識的にチェックしています。
僕もまだまだ駆け出しの鍼灸師で日々学びの毎日ですが、患者様にとって良い治療をしたいという変わらない信念があるので、いろいろな知識や技術を柔軟に吸収して提供できる施術者で常にありたいなと考えています。
大分脱線しましたが、セミナーというものは知識の向上もそうですが、施術者としてのモチベーションを上げられるのが最大の利点だと思いました。
今後も色々なセミナーに出てより良い施術を患者様に提供できるようにして行きます。
森野