誰も。5時前に 目が覚めた。 ふらふらと 外へ出た。 誰も 知らないはずだよ。 陽のかけら 飛ばした 空への羽だよ。 暫く立ち尽くし その時 初めて 季節の嘆きを 感じたんだ。 一瞬 孤独になった。 溶けるのをみた。 いいんだよもう。 短い 夏の 始まりだよ。