どちらかというと、私は年配の方の昔話を聞くのは嫌いじゃありません。ひょっとすると好きな部類かも知れません。ただし、私が尊敬できる人についてのみ該当します。
私が尊敬している方々は大変な偉業をやりとげられた、若しくはやられている途中です。そんな人たちの昔話には大変興味深いです。様々な工夫や、苦労を聞くたびに自分も頑張らないとと思い、いつも激励された気持ちになります。しかし、私はいつも気をつけていることがあります。それはあくまでも昔のこと。工夫も苦労もあくまでも昔の話なのです。今の世の中に当てはまらないことも多々あるのです。不易流行という言葉がありますが、おそらく表面的なことは全て流行となり、昔のパターンを引き継ぐことは危険です。それは物やサービスを買う人の立場で考えれば分かることだと思います。昔と今では価値観が全く違います。もちろん変わらない価値観もあるでしょう。しかし昔と今とを単純に比較しても、社会情勢から個人の考え方までパッと見ただけでも違います。
それが現実です。つまり、昔の成功者の考えが今通用するかは分からないのです。
だからといって、年配の方の話は意味が無いわけではありません。参考になる話は山ほどあります。そのため私はいつもフィルターをかけています。そういう手法や考え方もあるのだなという程度で話を聞きます。そして自分がハッとするようなことに関してはよく質問をします。すると大抵が懇切丁寧に指導してくださいます。
話を受動的に聞くのではなく能動的に聞くとでもいうのでしょうか、とにかく私は貪るように質問します。
成功体験はあくまでも昔のこと。今は今の成功パターンがあり、私はそれを実践しなければなりません。頭を柔軟に誰も気づかなかったことや、そんなことやっても仕方ないよというようなことを実際にやってみて、成功パターンを探したいです。