蟹工船が……始まる………
東京芸術座の宝、「蟹工船」
今年で7年だか、8年だか、全国を巡演し、最後に東京近郊を周り、ファイナルを迎える。
次やるのは30年後かな
と、30年後は物理的に出演不可能な先輩が言う。
そもそも、30年後に、劇団は存続しているのだろうか。
そのとき、公演に可能な人数はいるのだろうか。
そして、小林多喜二の「蟹工船」を国は認められる社会情勢なのだろうか。
小林多喜二は「蟹工船」を書いて虐殺されたのだ(それだけではないけれど)
それを、今、全国で巡演できているというだけで、小林多喜二や、諸先輩が戦っていたころの社会情勢と比べて(表面的にだけでも)改善されている。「蟹工船」を演劇にできているということは、多分そういうこと。(見向きもされていないだけかもしれませんけれどね)
どこまで口外していいいのかよくわからない話だけれど、新劇には演劇観賞会やおやこ劇場という、強い味方がいて、旅公演は、そういう団体が芝居を買ってくれることで成立している。
「蟹工船」もそのひとつで、そうなると、なかなか外へ広がっていかない。
もう、買ってもらっている商品なので、宣伝に力を割かなくていいのだ。
団体に加入されていない方が「蟹工船」を観られるのは、舞台稽古と、8/12くらいかな…?の栃木で行う公演だけらしい。
団体内に知り合いのいない僕としては、できれば、僕のことを知っている、僕が知っている人に観てもらって、「やっぱり東京芸術座は古いよ」と一言、言ってもらえる方が気持ちがいい。もちろん、面白いって言ってもらえるのが一番ですが…。
先輩方を見ていると、
宣伝するような余裕も残らない過酷な公演なんだなってことは薄々感じているけれど、まあ、なんとか頑張ってTwitterやブログを一回か二回は更新したいです。目標です。
宜しくお願いします
森圭佑